フィンランドのログホームメーカー、ホンカラケンネの日本子会社であるホンカ・ジャパンは1日、「ログハウスや理想の家」に関する意識調査の結果を発表した。調査の対象は、全国に住む一戸建ての住宅購入を考えている、もしくは購入したい20歳から59歳までの男女。5月8日から11日にかけて調査を実施し、824名から有効回答を得た。

理想の家は?

「もし家を建てるとしたら、どのようなつくりの家が理想か」を尋ねたところ、73.2%が「木の香りやぬくもりを感じる家」という回答。2位以下は「鉄筋コンクリートの家」(21.7%)、「レンガ造りの家」(3.4%)、「石造りの家」(0.4%)となった。

「家を建てるとしたら、重要視したいこと」については「安全性(免震・火災)」(85.0%)、「価格」(76.0%)、「間取りや広さ」(64.2%)があげられた。

「もし家を建てるとしたら、どのような点を重要視するか」

「どんな国や地域の家に興味があるか?」という質問では、女性は「北欧デザインの家」、男性は「和風の家」に票が集まった。「アメリカンテイスト」「ハワイアンテイスト」「アジアンテイスト」「マリンリゾートテイスト」は男女とも2割以下であった。

「どんな国や地域の家に興味があるか」

ログハウスへのイメージは?

「ログハウスに対するイメージ」について尋ねたところ、1位「自然に合う、解放感がある」、2位「別荘、高級そう」、3位「オシャレで憧れる」という結果に。自然の中にあるオシャレな別荘というイメージが多数の意見となり、 4位「田舎にある」や5位の「丸太の家、山小屋」を大きく上回った。

「ログハウスに対するイメージ」(自由回答のカウントが多かった5つを抜粋/n=531)

「天然の木の家で生活することについてどのようなイメージがあるか?」という問いには「癒される・リラックスできる」「ぬくもりや温かさがある」「冬でも暖かい」という声が集まった。

一方、「ログハウスを建てる場合、心配なこと・不安なこと」については「劣化が早そう・長持ちしなさそう」「燃えやすそう・倒壊しやすそう」「価格が高そう」という意見が多かった。

「ログハウスを建てる場合、心配なこと・不安なこと」(自由回答のカウントが多かった5つを抜粋/n=562)