AKB48の高橋みなみ、横山由依、柏木由紀、HKT48の指原莉乃、宮脇咲良が2日、東京・秋葉原に期間限定でオープンする「AKB48 選抜総選挙ミュージアム」のオープニングセレモニーに登場し、それぞれ総選挙への意気込みを語った。

左から 宮脇咲良、指原莉乃、高橋みなみ、横山由依、柏木由紀

6月3日から21日まで、秋葉原の「アーツ千代田 3331」にオープンするこのミュージアムでは、ファンが推しメンを応援する絵馬を書くことができる。そこで、総選挙に立候補している5人も早速筆を取り、願いを込めた。

高橋は「努力は必ず報われる 言おうか 迷う」、横山は「万全な体調でスピーチ」と、それぞれ総選挙の日のスピーチへの思いを書く中、柏木は「泣きたい。」と一言。この真意は「総選挙のスピーチで1回も泣いたことがないので、今年はいい結果を残してうれし泣きしたい」という決意の表れであることを語った。

これに対し、ライバル心を燃やす指原は「ゆきりん(柏木)には負けへんでー」と、敵意むき出しの絵馬を発表。HKTの後輩・宮脇は「神崩し」と書き、「今年は神7入りを目指しているので、入れたらいいなって思います」と、笑顔ながらも虎視眈々(たんたん)と上位入りを狙う野心を見せた。

絵馬のメッセージを発表するメンバー(左から 高橋、横山、柏木)

宮脇(左)と、指原

今年の総選挙は、高橋、柏木、指原など、1位を目標に掲げるメンバーが多く、横山によると6人程度いるという。こうした傾向に、高橋は「高い目標を掲げた方が、ファンのみなさんもついてきてくれるんです。みんながこうした目標を掲げられることはチームとしていい傾向だと思います」と評価。1位目標を明言する柏木は「今まで1位目標って言ったことが無くて、総選挙から逃げてたなって思うので、今年は早めに言っておきたいなって思ってました」と、その心境を明かした。

1位になったら水着ライブをすると公言している指原は「まだライブでやるのか、どこでやるのか決めてないんですけど、1位になったら水着で踊ります!」とあらためて宣言。一方、柏木は「私は1位になってから(公約を)決めようと思います」と、冷静に語り、勢いで発言することはなかった。

セレミニーでは、昨年の総選挙で1位に輝いた渡辺麻友の肖像画が初お披露目された。その巨大な肖像画を見たメンバーは「似てる!」「かわいい!」など、口々に絶賛。柏木は「今までで一番似ていて、今までで一番かわいい!」と太鼓判を押す一方、指原は、2013年に1位に選ばれた際の自身の肖像画と比べて「絶対書く人変わってる! 私なんて歴代で一番似てないので有名なのに…」と、出来栄えの差にクレームを入れていた。