凸版印刷は5月29日、「2015年夏のボーナスに関する意識調査」の調査結果を発表した。調査は5月8日~14日、同社が運営する「Shufoo!」を利用する20歳~59歳までの既婚女性1万1,345人を対象にインターネット上で行われた。
自身または配偶者の「2015年夏のボーナス支給見込み額」を聞いたところ、平均で38万4,542円だった。一方、「2015年夏のボーナス支給希望額」の回答は、平均で55万1,114円と、見込み額と希望額の間では16万6,572円の差があることが分かった。
「ボーナスの支給見込み額に満足していますか?」の質問に、「満足している」「どちらかといえば満足している」と回答したのは23.4%、「どちらかといえば不満」「不満」と回答したのは約2倍の45.6%という結果がでている。
次に、「あなたはボーナスを何に使いますか?」という質問に対し、最も多かった回答は「貯蓄」(66.4%)、次に「ローン・借入金の支払い」(43.1%)となった。
この1年間の家計の収入状況について聞いたところ、「収入が増えた」と回答した層は29.1%、「収入が減った」と回答した層が30.1%で、収入が下がった家庭のほうが多いことが分かった。
また、この1年間で家計が楽になったかという問いでも、「楽になった」(13.3%)、「楽になってない」(80.5%)と、生活が楽になっているとは思えない家庭が8割もいることが分かった。
もし自由にボーナスが使えるとしたら何に使うか聞いてみると、51.4%が「旅行」と回答。次に「ファッション」(10.82%)、「外食」(10.81%)が、ほぼ同率で並んでいる。
同社の前回の調査で、「あなたの家事の対価を給料に換算すると、いくらが妥当だと思いますか?」という問いに対して、回答の平均が16万円だったが、今回「あなたの家事の対価をボーナスに換算した場合、いくらが妥当だと思いますか?」では、平均金額は19.26万円だった。