パナソニックは2日、2015年夏モデルのPC新製品として、12.5型液晶を搭載した2-in-1ノートPC「Let'snote MX4」を発表した。発売は6月12日で、価格はオープン、店頭予想価格は210,000円前後から(以下すべて税別)。

「Let'snote MX4」の最上位モデルはブルーレイディスクドライブ搭載

Let'snote MX4は、360度回転式のヒンジにより、ディスプレイを背面に向かって回転させることで、タブレットに変形する2-in-1 PC。2015年春モデルからの主な強化点は、CPUのグレードアップと、新たにLTE対応モデルが加わったこと。LTEモデルはSIMロック端末であり、NTTドコモのXiに対応しているが、動作確認されているのはパナソニックのWonderlink LTEのみ。

そのほか、CPUの違いとOSの違い、Microsoft Office Home & Business Premium プラス Office 365サービス(以下、Office)の有無によって、計4機種をラインナップ。いずれもWindows 10無償アップグレードの対象となる。

LTE対応・Intel Core i7モデル

LTE対応・Intel Core i7モデル

LTE対応でOSがWindows 8.1 Pro Update 64bit、Office付属の「CF-MX4KFYBR」は、店頭予想価格が340,000円前後。

主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5600U vPro(2.60GHz)、メモリが8GB、ストレージが256GB SSD、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ。通信機能はIEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LANとBluetooth 4.0で、フルHD対応Webカメラを搭載する。

12.5型の液晶ディスプレイはタッチ対応、解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)だ。バッテリ駆動時間は約11時間。本体サイズはW301.4×D210×H21mm(タブレット状態の高さは21.5mm)、重量は約1.255kg。

Intel Core i5モデル

Intel Core i5モデル(写真はDVDスーパーマルチドライブ搭載モデル)

LTEには対応せず、OSはWindows 8.1 Update 64bit。Office搭載モデル「CF-MX4DDGJR」の店頭予想価格は240,000円前後、Officeなしモデル「CF-MX4DDFJR」は215,000円前後だ。これらは光学ドライブとしてDVDスーパーマルチドライブを内蔵している。光学ドライブなし、Officeなしの「CF-MX4DDQJR」は210,000円前後だ。

そのほか主な仕様は、CPUがIntel Core i5-5300U vPro(2.30GHz)、メモリが8GB、ストレージが128GB SSD、通信機能がIEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LANとBluetooth 4.0、フルHD対応Webカメラなど。液晶ディスプレイとバッテリ駆動時間、本体サイズは上記のLTEモデルと共通。重量は、DVDスーパーマルチドライブ搭載モデルが約1.198kg、ドライブレスモデルが約1.118kgとなる。