結婚して名字が変わったけれど、自分自身は変わらずそのまま。でも、"既婚者の余裕"ってやつが無意識に出ちゃうのよね……困っちゃうなァーー。今回はマイナビニュース会員の既婚女性150名に、独身の人と比べて「得している」と思うことがあるか聞いてみた。
Q.独身の人と比べて「得している」と思うことはありますか?
はい 60.7%
いいえ 39.3%
Q.それはどうしてですか?
既婚者でよかった!!
■ある意味、ステータス!?
・「専業主婦になれるから」(49歳/主婦)
・「社会的に落ち着いて見られる」(50歳以上/機械・精密機器/事務系専門職)
・「結婚しているというステータスになるから」(27歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「家もあるし、旦那さんの収入も高いので」(26歳/運輸・倉庫/営業職)
・「優越感」(35歳/情報・IT/販売職・サービス系)
■共働きだから……
・「夫婦共働きなので、お金に困ることがめったにない」(30歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「二人分の会社の福利厚生が使えるから」(34歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「食費や生活に関するお金はすべて主人が払ってくれるから、私の稼ぎはすべて自由」(28歳/金融・証券/営業職)
・「家事も家計も分担してこなせるから」(36歳/ソフトウェア/技術職)
■毎日が幸せ!!
・「夫と毎日会えるから」(26歳/学校・教育関連/専門職)
・「つらいこと、楽しいことをいつでも分かち合える人がいること」(29歳/その他)
・「信頼できる人がいるということで安らげること」(32歳/医療・福祉/専門職)
・「寂しさをまったく感じなくなったから」(31歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「夫婦だと休日も寂しい思いをすることなく、ふたりで楽しく過ごせるから」(32歳/専門サービス/事務系専門職)
■気持ちに余裕
・「なんとなく気持ちに余裕ができた気がするから」(30歳/生保・損保/営業職)
・「結婚にたいして心配するストレスから解放されている」(28歳/運輸・倉庫/営業職)
・「寂しくないこと。結婚というプレッシャーがなくなること」(31歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「働かなくていいから」(27歳/小売店/営業職)
・「稼ぎが良い旦那さんがいることで生活が安定することです」(31歳/その他)
・「生活に困らない」(32歳/学校・教育関連/事務系専門職)
■家族を持つ幸せ
・「一緒に何かを築き上げられるっていうのはいいと思う」(29歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「子供ができたこと」(35歳/医療・福祉/専門職)
・「毎日好きな人と好きな人の子どもと過ごすことができるから」(25歳/印刷・紙パルプ/営業職)
■経済的におトク
・「夫と子供と暮らしても、生活費が2倍3倍になることはない」(35歳/ソフトウェア/技術職)
・「夫が会社から家賃補助が出るので助かっているから」(30歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)
・「家賃が半額」(28歳/情報・IT/営業職)
・「今まで別々に払っていたものが、一緒になるものがある。心の余裕も違う。手当が大きい」(32歳/電力・ガス・石油/技術職)
■なにかと便利
・「夜の会議とか出なくていい」(28歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
・「気になるレストランなどに、主人を誘ってすぐに行ける。人選や日程調整の煩雑さがない」(34歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
むしろ損ですっ!!
■お金の問題
・「お金の自由がないから」(32歳/情報・IT/技術職)
・「共働きなので税金も何も変わらない」(32歳/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)
・「私の給料もあてにされていて、独身だったらもっと自由に使えるのに……と思う」(31歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
■結婚は窮屈
・「自分の自由な時間は少ないし何をするにも断りをいれないといけないから」(38歳/医療・福祉/専門職)
・「制約が多すぎて、損ばかりしている」(47歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)
・「独身の時の方がいろいろ自由だったから」(29歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
■問題が増えた
・「毎日の家事が大変だから」(33歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「やっぱり親のこともあり、得とは言えない」(50歳以上/商社・卸/販売職・サービス系)
・「将来を考えないと行けないから」(30歳/医療・福祉/専門職)
■とにかく……
・「疲れる」(30歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
・「いいことない」(30歳/建築・土木/営業職)
・「面倒なだけ」(50歳以上/電力・ガス・石油/事務系専門職)
■総評
愛する恋人と結ばれて"人妻"となった女性たち。そんな彼女たちの6割が、独身の人と比べて「得している」と思っていることがわかった。
ほとんどの女性が、愛する人と暮らせる幸せや、家庭を築く喜びなどを挙げている一方、「専業主婦になれる」「働かなくていい」「優越感」といった女性のしたたかな思いもチラホラ……。また、結婚に対するプレッシャーから解放され、ホッとしたという声も聞かれるなど、周囲からの視線を意識した回答も少なくなかった。価値観が多様化する現代にあっても、女性が独身として生きていくには、いろいろと気苦労が多いようだ。
一方、「得していると思わない」と答えた妻たちによると、"お金"や"時間"が自由にならないから!! といった理由が大多数。夫版のアンケート同様、独身時代の気軽さに比べて、現状を窮屈に感じている人はかなりいるようだ。また、夫の両親との付き合いや家事分担など、結婚したからこそ生じる問題に辟易する声も……。ただ一言「疲れる」と言い放つ人も散見され、結婚生活の厳しさがヒシヒシと感じられた。結婚してもしなくても、悩みや問題は付きないようだ。
調査時期:2015年4月6日~2015年4月26日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:女性150名
調査方法:インターネットログイン式アンケート
※写真と本文は関係ありません