ゼネラルモーターズ・ジャパンは、5月30日・31日に長野県小諸市高峰高原で開催された「浅間ヒルクライム2015」にて、ハイ・パフォーマンス・スーパースポーツカー「シボレー コルベット Z06」のオープンモデル「コルベット Z06 コンバーチブル」を日本初公開した。
「コルベット Z06」は、現行の第7世代「コルベット」をもとに、新開発のスーパーチャージャー、直噴技術、アクティブ・フューエル・マネジメント(気筒休止)、可変バルブタイミングシステムなどの最先端テクノロジーを採用し、第5世代の6.2リットルV8エンジンを搭載したモデル。最高出力は659PSに達し、従来の「コルベット」最強モデルだった「ZR1」の647PSを上回り、歴代最強モデルとなった。
今回発表されたのは、そのオープンモデルである「コルベット Z06 コンバーチブル」。スーパー・スポーツカーでありながら、毎日使える実用性とオープンエアーの爽快感を両立。コンピューターによるエンジニアリングなどにより、オープンボディでもトップパフォーマンスモデルとすることが可能になったという。
同モデルにはトランスミッションとして、新開発の8速オートマチックが設定される。このトランスミッションはデュアル・クラッチ・トランスミッションに勝るとも劣らないシフトレスポンスを実現しているという。同時にワイドなギアレシオにより、高速巡航時のエンジン回転を下げ、燃費向上も果たした。「コルベット Z06」のクーペモデルにはアクティブレブマッチング機能付7速マニュアルも設定される。
「コルベット Z06 コンバーチブル」(8速AT)と「コルベット Z06」8速AT・クーペタイプは2015年冬の発売を予定しており、価格は後日発表予定。「コルベット Z06」7速MT・クーペタイプの価格は1,265万~1,588万4,000円(税込)とされている。