エイチームのグループ会社である引越し侍はこのほど、同社が運営する引越し比較・予約サイト「引越し侍」の利用者データを元に、都道府県別「ソファ」の保有率ランキングを公開した。
同調査は2014年1月~12月、「引越し侍」を利用の上、実際に引越しをした人を対象に実施。調査エリアは全国で、上記対象の中から、無作為に約16万サンプルを抽出した。
保有率上位の都道府県に共通しているのは、"こたつの保有率が低い"
全体1位となったのは「北海道」だった。39.0%と、4割近くがソファを保有していることがわかる。北海道は、単身・家族ともに1位となっており、家族に関しては、唯一60%を超える結果となっていた。
上位にランクインした都道府県は、一見すると規則性が無いように感じるものの、共通点を調査したところ、以前「引越し侍」が実施した「こたつの保有率ランキング」の下位であった都道府県と、今回のソファの保有率上位であった都道府県がほぼ一致していたことが判明した。
特に、今回TOP2にランクインした北海道と沖縄県に関しては、こたつの保有率で下位1位(沖縄県)、2位(北海道)となっていた。ソファとこたつは、部屋での生活スタイルを決める「主役」となる家具であり、1つの部屋で両方を同時に使うケースは少ないため、それぞれの保有率が、相反する関係になっているものと考えられる。
ソファのサイズ別保有率、愛知県のみ全ランキング入り
ソファのサイズ別、それぞれの1位は、3人掛けが沖縄県、2人掛けが北海道、1人掛けが滋賀県となった。先ほどの保有率ランキングと見比べてみると、3位にランクインしていた「愛知県」のみ、3人掛け、2人掛け、1人掛けのすべてでTOP10入りを果たしていた。