財務省は1日、2015年4月末時点の租税および印紙収入、収入額調を発表した。それによると、2014年度4月分の税収実績(一般会計分)は前年同月比14.0%増の5兆1,317億円となった。

主な税目を見ると、所得税は同2.9%増の2兆4,031億円。このうち、源泉徴収分は同9.6%増の1兆876億円、申告分は同2.0%減の1兆3,155億円となった。消費税は同50.7%増の1兆7,021億円と大幅増、法人税は同2.2%増の3,964億円、相続税は同17.4%増の1,092億円などとなった。

2015年4月税収(出典:財務省Webサイト)

一方、たばこ税は同31.1%減の767億円と大幅減、酒税は同3.3%減の883億円、揮発油税は同0.5%減の2,034億円、石油ガス税は同5.7%減の7億円などとなった。

2014年4月~2015年4月末までの累計税収は前年同期比12.5%増の44兆8,089億円。主な税目では、所得税が同8.2%増の16兆7,156億円、消費税が同30.9%増の11兆9,036億円、法人税が同14.8%増の6兆5,537億円などとなった。