Apple Watchをゲットし、いろいろ試しているものの「こんなときどうするんだっけ?」ということも多いはず。ここでは、そんな疑問を解決していきたい。今回はスリープの解除後、直前に利用していたアプリを表示させる方法について。

アプリを使っていても、スリープを解除するとウォッチフェイスに戻ってしまう

手首を上げた時の設定を変更するだけ

デフォルトの設定では、Apple Watchのスリープが解除されるとウォッチフェイスが表示されるようになっている。「アクティビティ」アプリを利用している際など、ちょっと目を離したあと、再びApple Watchに目をやると、ウォッチフェイスに戻っていて、もう一度アプリを起動しなおさなければならなくなってしまう。それが煩わしいときは、スリープ解除に関する設定を変更すれば解決する。

まずは、Apple Watch上の「設定」アプリから「一般」をタップ。

「設定」アプリから「一般」を選択

続いて「一般」から「手首を上げたとき」を選択。下にスクロールすると、「再開」の項目があり、デフォルトでは「文字盤」にチェックマークがついているが、これを「最後に使用したApp」に変更しよう。

「手首を上げたとき」から「再開」の項目の「最後に使用したApp」にチェックマークを入れる

これで、スリープ解除後に表示されるのが、ウォッチフェイスから直前まで利用していたアプリとなる。アクティビティアプリのほか、マップアプリなどを利用している際には便利な設定となるだろう。

ウォッチフェイスからホーム画面に戻らずアプリを表示

ちなみに、ウォッチフェイスから直前に使用していたアプリに戻る際、ホーム画面を経由する必要のない方法もApple Watchには用意されている。やり方は簡単で、デジタルクラウンをダブルクリックするだけ。

ウォッチフェイス画面でデジタルクラウン(竜頭)をダブルクリック

普段は、「手首を上げたとき」のスリープ解除後を「文字盤」にしておいて、必要なときはデジタルクラウンのダブルクリックでアプリに戻り、アクティビティアプリなど長時間利用する可能性のあるアプリを利用する際は「最後に使用したApp」にチェックマークを入れるなど、利用シーンによって設定を使い分けるのもいいかもしれない。