熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!
※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【白熱ライブ ビビット】→【ビビット】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】、【直撃LIVE グッディ!】→【グッディ】と略表記します
5月25日(月)
■「ベテラン芸能人たちに次々発覚! 年齢サバ読みの裏事情」【ビビット】
このところベテラン芸能人たちの年齢サバ読みが次々に発覚している。大木凡人は65歳と公表していたが、実年齢は69歳。サバ読みした理由は「年下の妻と結婚するときに義父に許してもらえないと思った」から。大山のぶ代は78歳と公表していたが、実年齢は81歳。理由は「姉さん女房はよくないと思われていた時代だった」から。冠二郎は65歳と公表していたが、実年齢は70歳。理由は「デビュー当時、若い方がいいだろうと思った」から。
さらに番組は、過去にさかのぼって年齢サバ読み芸能人を紹介。はるな愛は現在42歳だが、かつて4歳サバ読みしていた。理由は「あるコンテストに出たい」から。一方、眞鍋かをりは、事務所の移籍裁判で10カ月のサバ読みが明らかに。「『18歳のグラドル』として売り出したい事務所の意向」というから理由もそれぞれだ。
ただ、最近はSNSの発達で同級生などにバレやすいため、年齢サバ読みはかなり減っている。特にグラドルは現役バリバリの30代も多いため、必ずしも若さは必要ないようだ。
■「がんと闘ったアイドル死去・丸山夏鈴さんの壮絶な歩み」【ミヤネ】
小学2年生で悪性脳腫瘍を発症して以来、7度の手術を重ねるなど病気と闘い続けた丸山さん。今年3月にも酸素吸入器を使ってデビューライブを行うなどアイドル活動を続けてきた理由は、「寿命削ってやってるよ。何のため?(アイドルを続けることをファンと)約束したから」。しかし、腫瘍が肺に転移し、今月22日、肺がんによって21歳の若さで亡くなった。
身体が思うように動かず、活動できなくなった丸山さんは、それでもめげずに先月5日から動画を配信。病院のベッドから、「今日も放射線治療をしてきました。だんだん腕の痛みが取れてきました……」などとメッセージを送り続けた。動画は亡くなる前日まで続き、計48本。最後まで明るさと笑顔を忘れず、アイドル魂を見せ、天国へ旅立った。
5月26日(火)
■「『思ったよりもらっている芸人』BKBの月収は52万円」【ビビット】
求人メディア「タウンワーク」の新サービス発表会に芸人が大集合。オリエンタルラジオ、8.6秒バズーカー、ピスタチオ、バンビーノら旬の芸人たちが集まる中、もっとも目立っていたのは、ピン芸人のバイク川崎バイク。8.6秒バズーカーらが給料トークで盛り上がっていると、「僕だけ誰も気にしてくれなさそうなので自分で言いますけど、今月52万くらいです」と突然カミングアウトしたのだ。この発言に芸人たちはビックリ。自ら「思ったよりもらっている芸人」とたたみかけて爆笑を誘っていた。ちなみに、最も低かったときが25円で、ライブDVDの印税だけだったらしい。
バイク川崎バイクは今月、東京に活動拠点を移したばかりで、これからが本当の勝負。「BKB! ヒィ~ッ」の一発芸でどこまで爆走できるか。しばらくはテレビ出演が増えそうだ。
■「松田優作の娘・Yukiが語る音楽と家族」【スッキリ】
iTunesの「今年最も注目するニューアーティスト」に選出され、ミニアルバムはエレクトロニック部門3週連続1位を獲得したヤング・ジュヴナイル・ユース。そのボーカルを務めるのは松田優作と松田美由紀の娘・Yuki。松田龍平、松田翔太の兄も含め俳優一家だが、彼女だけはアーティストの道を歩んでいる。
カナダ留学以降、音楽の道を歩みはじめたYuki。父・優作も音楽活動をしていたことを振られると、「想像ですけど、私が音楽に向き合う感じと、(父の音楽活動は)何か別のものじゃなかったのかなと思いますね」とクールにかわす。「比べろ」という番組の方が野暮だ。
さらにYukiは、「俳優一家というのは関係なくて、とはいえ私の家族だからといろいろ考えていることは常にあって。もんもんと心の中で抱えちゃうタイプなので、割とそういうのを解消・解放するためにモノ作りをすることが音楽につながっていった」と音楽をはじめたきっかけを明かした。兄の松田翔太がSNSに「彼女のような素晴らしい妹がいてとてもうれしい」とコメントしたことで一気に知名度が上がったが、活動をはじめたばかりのころから応援に駆けつけていたという。
最後にYukiは、「聞いた人が何かしらの発見とか、その人の生活に変化あるとか、そういうものを音楽として作っていきたい」と意気込みを語った。そのミステリアスなルックスは、まさに「ただ者ではない」ムードがプンプンだ。
5月27日(水)
■「金山一彦の引退報道に妻・大渕愛子弁護士が答える」【スッキリ】
「金山一彦が俳優引退! 育児に専念」という報道が流れると、番組はすぐさま妻を直撃。大渕は、金山が今年3月に誕生した長男・侑生くんの育児に専念するという報道を「いや、引退はしないんですけど……」と苦笑い。「すごくビックリして、おそらく夫が『今やっている舞台が終わったら育児するんだ』とか周りの人に言っていたのが誇張されて引退までいったのかなと思います」と説明した。
金山もブログで「僕はそんな事言った覚えがありませんし、引退しませんよ。子供を育てるのは親の務め。愛子さんは、弁護士ですし、依頼人の方々の人生がかかってる。それなら『僕が』と思い、『育児休暇』を取る事を決めました」とコメント。妊娠しているときから話し合って決めていたらしい。
大渕は「完璧ですね。あやすのも上手ですし、ミルク作って入れてとか、全くぬかりなくオムツを替えるのも上手だし、全く心配していません」と金山のイクメンぶりを絶賛。子育て動画を公開するなど、いかにも芸能人らしく育児を続けている。
■「中居正広、結婚の可能性は限りなくゼロ。香取もヤバイ!」【バード】
中居が「コカ・コーラ ゼロ」のリニューアル発売イベントに登場。自ら「芸能人みたい~!」とはしゃいだように、珍しく単独で囲み取材に応じた。
記者から「体調管理をしてくれる女性が必要では?」と聞かれると、「体調管理も生活管理も食事管理も一人で大丈夫。寂しくないですから」とキッパリ。商品に引っかけて「結婚の可能性はゼロ?」と聞かれても、「限りなくゼロに近いと思う。20代のころは早く結婚して子どももと思ったけど、僕は一人が好きだから」と笑顔で否定した。結婚相手の条件に関しても、「別居、監視しない、あまり近づかない」と即答。余裕の表情でいつも通りの"結婚不適合者キャラ"を貫いた。
さらに中居はメンバーの結婚についても言及。「稲垣は同居人がいるから無理。草なぎも愛が分からないから無理。香取が一番ダメ。やっぱり1人が好きだから。SMAPヤバイよね~」と自分を含め、メンバーをバッサリ斬った。木村拓哉の結婚から15年、全員アラフォーになりながら誰もあとに続かないのは、どんな理由があるのだろうか。
5月28日(木)
■「片岡愛之助と藤原紀香に同棲報道! 熊切あさ美は元恋人?」【ノンストップ】
何とも意外な組み合わせの熱愛報道が流れた。5月21日の夜、愛之助は紀香が住むマンションへ行き、慣れた様子で駐車場のシャッターを開け、合鍵で部屋へ。翌朝、部屋を出て仕事へ向かい、夜になると紀香の部屋に戻ったという。
この報道を双方とも「友人」と否定。ともに関西出身の43歳であることから意気投合しそうなのは分かるが、紀香が梨園の妻になるとは考えにくい。それよりも気になるのは2人の恋人たち。紀香は今年に入って番組制作会社プロデューサーと破局したようだが、愛之助の恋人・熊切は友人に「(今回の報道を見て)混乱している」と話したらしい。さらに、熊切の事務所も「一緒に住んでいます」と破局を否定。しかし愛之助は「結婚の予定はない」とあらためて明言しただけに、いずれにしても熊切の悩みは尽きない。
■「還暦でなお進化! 郷ひろみの苦悩と終わり方」【ノンストップ】
前日、今年還暦を迎える郷ひろみの全国ツアーがスタート。通算100枚目のシングル「100の願い」を引っ提げて、"ゴー"の5と、19"72"年のレコードデビュー、平成"27"年の100枚目発売にちなんで、5月27日を初日に選んだという。
ライブはデビュー曲「男の子女の子」から「よろしく哀愁」「お嫁サンバ」「2億4千万の瞳」「GOLDFINGER'99」までヒットメドレー状態で、パワフルなジャケットプレイも炸裂。終了後インタビューに応じた郷は、「2時間トレーニングしてからここに来ているので、体力の不安は全くない」とクールに語る。いつものサービス精神満開モードではなく、神妙な表情なのが新鮮だ。
さらに、「一番苦悩したのは(デビュー2年の)『よろしく哀愁』のころ。1人で考えて『このままじゃダメだな。もっとスキルアップしていかなければいけない』と思った」と珍しくネガティブな部分を語った。その後、郷はアメリカで歌とダンスのトレーニングを積み、90年代に自ら「転機」と話すバラード3部作を発表。パフォーマンスだけでなく、歌でも魅せるアーティストとしての自信をつかんだ。
「60代が自分の人生のなかで一番いい10年間になると思う」「郷ひろみの終わり方は僕が誰よりも知っている。自分で肩を叩ける(引退の決断ができる)までは走ろうと思っている」とこの日は最後まで笑顔を封印し、力強かった。
5月29日(金)
■「年上好きの菜々緒が年下イケメン・間宮祥太郎と熱愛!」【ビビット】
5月下旬のある夜、菜々緒と間宮がダイニングバーで密会。食事のあとタクシーで菜々緒のマンションへ向かい、翌朝、間宮が一人で部屋を出てドラマ撮影現場に向かったという。さらに、その日の夜、同じ店で再びデートをしていたという報道も。この店が2人のデートスポットになっているらしい。
間宮は『水球ヤンキース』『学校のカイダン』などの学園ドラマで活躍。事務所の先輩である小栗旬や綾野剛に続くとされる若手ホープであり、菜々緒とは『ミス・パイロット』で共演していた。気になるのは、菜々緒が26歳で、間宮が21歳という歳の差。「あれ? 菜々緒は年下でも大丈夫なんだ」と思ってしまう。
かつて、18歳年上の西川貴教、4歳年上のJOYと交際し、年上好きを公言したこともあっただけに意外なのだ。さらに、西川の161㎝、JOYは190㎝、間宮は179㎝と、身長も含めてストライクゾーンの広さが分かる。
双方の所属事務所とも、「友人の一人」と報道を否定したが、真相はどうあれ2人が外の店で会えなくなったのは間違いない。
■「中村獅童が新妻を初披露! 子どもは3人ほしい」【スッキリ】
獅童が700人を招待した結婚披露宴を行い、マスコミに沙織夫人を初披露した。白無垢姿で現れた沙織夫人は、「この日を迎えることができて幸せ」「初めて会ったときに『この人だな』と運命的なものを感じた」とニッコリ。獅童のことを「どんなときも一生懸命でまっすぐ。誰に対しても正直に接したり、すごくきめ細やかに気を使ったり、ステキだなと思います」と絶賛した。一方、獅童は「わがままで子どもみたいなところのある僕に何も言わずよく頑張ってくれている」と新妻に感謝。お互い「100点の人」と話し、相性の良さを見せた。
子どもの予定を尋ねられた沙織夫人は、「3人くらい」と照れながらもしっかりコメント。獅童は「夜遊びはしていない。妻と一緒にいる時間が一番長い」と話しているだけに、そのときは早いかもしれない。
『グッディ』がやや空回りしている。萩原流行さんの妻が開いた弁護士会館での会見を生中継してしまったのは明らかなルール違反。さらに中居正広の会見では、事前に止められていた亡き父に関する質問を執拗に繰り返し、イベント関係者や他の記者たちを怒らせた。
まちがいなく「生放送の強みを生かして、会見で勝負しよう」というやる気の表れだが、今回の件は視聴率の低迷もあって、「悪目立ちしてしまった」としか言えない。高橋克実の脱力感あるMCは平日の午後にピッタリなだけに、立て直しに期待したいところだ。
■木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。