PM2.5や花粉が洗濯物に付着することを嫌って、屋外に洗濯物を干すのを控える家庭が増加している。特に梅雨時は、朝には晴れていても、「そのまま外に洗濯物を干しっぱなしで出かけるのは不安……」と思うことも増える季節だ。

そんな部屋干しニーズの高まりを背景に開発されたのが、象印マホービンの「サーキュレート ドライ RJ-XA70」(以下、RJ-XA70)だ。RJ-XA70は衣類乾燥に特化した除湿乾燥機で、部屋全体の空気をかき混ぜながら室内の湿気を除去する。実勢価格は46,000円前後(5月28日時点、編集部調べ)。

サーキュレート ドライ RJ-XA70。円柱状のカタチが個性的。一般的な乾燥機は四角いデザインが多い

温風が洗濯物にガンガン届く!

洗濯物を部屋干しですばやく乾かすには、部屋全体の空気を乾燥させなければならない。そのため、RJ-XA70は従来の乾燥機にはない機能を備えている。それが、吹き出し口から水平方向に360°首振りできる「360°送風オートスイングルーバー」と、風向きを上下に調整する「上下ルーバー」だ。これらによって、より広い範囲に風を当てることが可能になる。同時に、部屋全体の空気をかき混ぜながら乾燥させるので、風が当たらない部分にも乾いた空気が行き届き、早く洗濯物が乾く。

左右にそれぞれ持ち手がついている

裏側には吸込口がある

本体前面のタンクに水がたまる

水タンクにはフタがついており、水を捨てるときは外す

裏面にある吸込口からフィルターを取り出す

ホコリがたまったら掃除機などで吸っておけばOK