ある日、ダンボーとよつばが我が家にやってきました。
……って、前にもまったく同じことを書いた気がするけど、今回の主役はよつばではなく、ダンボーなのです!
サクッと説明しておくと、よつばは漫画『よつばと!』の主人公で、天真爛漫な5歳の女の子。そしてダンボーは、よつばのお隣さんである恵那とみうらが夏休みの自由研究で作った、ダンボール製のロボット型スーツです。漫画本編での登場回数はたいして多くないダンボーですが、マスコット的な可愛らしさが読者の心をつかみ、巷では大人気。いろいろなグッズも発売されています。
今回、そんなダンボーが、ついにコトブキヤさんから『完全変形ダンボー』としてアクションフィギュア化されたのです。その名の通り、劇中でも印象的だった「収納状態」への変形を可能にしたフィギュアで、さらに腕や脚を動かして様々なポーズをつけることも可能です。
どういうことなのか、まずは写真で説明しましょう。
通常状態は、こんな感じになっています。これが「収納状態」になると、頭だけになるわけですが、いったい胴体はどこへ消えてしまうのかというと……。
なんということでしょう! 見事にダンボーの胴体が変形し、頭の中へと収納されていきました。この流れを説明書で見たときは「ホントかよ~?」と半信半疑だったのですが、やってみてびっくり! 腕や脚が可動しないならまだわかるのですが、自由に動かせて、なおかつ収納できるなんて、すごすぎる! このギミックを考えついた人、天才だと思います。いや、ホントに。
さあ、そんな感じで、せっかくダンボーとよつばがやってきたわけですから、次にやることはただひとつですよね!
一緒に遊びに行く!
これしかないでしょう。
……といっても近所をまわっただけでは面白くないので、今回は「ダンボー&よつばと行く東京観光」をやってみたいと思います!
ハイ、ということでやってきたのは、東京・浅草の雷門。東京の観光地といえばやはり真っ先に出てくるのはここですよね。
「人がいっぱいだね~」とはしゃぐよつば。ダンボーの表情もワクワクしているように見えますね。
いや、しかし、寺社仏閣とダンボーって意外とマッチするなあ。
仲見世通りでも写真を撮ろうと思ったのですが、人が多すぎてどこで撮った写真かわからなくなったので断念。さすがは浅草。平日の真昼間なのに観光客でいっぱいです。
せっかく来たことだし、おみくじでも引いてみようかな。
見事に凶を引き当ててしまい、ぷんぷん腹を立てるよつば。それをなだめるでもなくそばにたたずむダンボー。ちなみにおみくじの中身は「願いはかなわないし、待ち人もこないし、いろいろうまくいかない」と、散々な言われよう。今年はまだ半分以上も残っているというのに……。
よつばがごきげんナナメなので、アイスもなかを買ってあげました。あっという間に機嫌を直し、全力で喜ぶよつばと、それをじっと見つめるダンボー。
そろそろお腹が空いたなあ。
お昼になったので、少し移動してお蕎麦屋さんへ。おいしいお蕎麦をいただきます。ダンボーはお行儀よく、収納状態へ変形! 一見、ややこしい変形ギミックに見えますが、慣れるとパパっとすばやく変形させることができます。このサイズだとポケットにも入るし、ダンボーだけ持ち歩くなら、こっちを基本形態にするのがおすすめ。
さて、お腹もいっぱいになったところで、場所を移動して東京スカイツリーへ。浅草からは一駅なので、両方いっぺんに楽しめるのがいいですね。
東京スカイツリーの足元にいくつかあるビュースポットを移動して記念撮影。よつばも「ここからよく見える!」とごきげんです。ダンボーもかなりテンション上がってるみたい。
東京スカイツリーといえばソラマチ商店街。ショッピングを楽します。
途中で見つけた東京スカイツリーのマスコットキャラ、ソラカラちゃんが気になってしかたない二人。
ソラカラちゃんたちと記念撮影するダンボー。あれっ、目が光ってる!?
実はこの完全変形ダンボー、簡単に目の発光ON/OFFを切り替えることができるのです。もちろん本当に光っているわけではなくて、目の部分のパーツを回転可動させることで色を変えているわけ。あれだけ細かいところまで作りこんである内部に、よくまだこれだけのギミックを入れることができたなあ。本当に感心する。
ひと通り遊んだところで、最後はガラリと場所を変えてお台場へ。そろそろ太陽も沈む時間ですが、海で夕陽を見るのです。
ワクワクしながら空の色の変化を楽しむよつばとダンボー。そして待ちに待った日が沈む瞬間が……。
――ということで、今回の一日東京観光 with ダンボー&よつばはいかがだったでしょうか。2人と一緒に回ってみて思ったのは、定番の場所を撮っただけの何気ない観光写真でも、ダンボーやよつばが入るだけでグッと"自分だけの写真"になるということ。それに、今回の完全変形ダンボーは自由にポーズをつけたりできるので、自分なりの個性を出すことができるのも最高!
観光写真だけじゃなく、日常の写真にひと味足すのも面白そうです。自宅に飾るだけでもかわいいのですが、ダンボーに関してはせっかく持ち運びしやすい収納状態に変形できるわけですから、積極的に外に連れ出してやりたいなあと思いました。
ダンボーの何とも言えないかわいさを120%堪能できる完全変形ダンボー。日々のお供におひとついかがですか?
(C)KIYOHIKO AZUMA/YOTUBA SUTAZIO
(C)川原 礫/アスキー・メディアワークス/SAO Project