ニッセンはこのほど、「長期休暇のストレスに関する調査」の結果を発表した。同調査は4月27日~5月7日、同社が運営するプレゼント・懸賞サイト「nissen もらえるネット」にて実施し、会員958名が回答した。
「ゴールデンウィークなどの大型連休に計画を立てて過ごすか」を尋ねたところ、「計画を立てない」と回答した人は65.4%を占めた。
「あなたの大型連休の過ごし方、忙しさで当てはまるものはどれか」の質問に対しては、「普段と変わらない」が30.7%と最も多く、「外出をあまりせず、普段よりゆっくりする」が21.9%で続いた。以上のことから、大型連休は家でゆっくりすることを選ぶ人が多いことが分かる。
「あなたにとっての大型連休は、ストレスになるか」の質問に対して「はい」と答えた人の割合は全体の37.9%。ただし、男女別での結果を見ると、男性は26.8%だったのに対し、女性は43.6%と結果に開きが出た。
そこで、ストレスの理由を尋ねると、男女ともに「どこも混んでいるから」が最多。女性だけを見ると「家族が休みになるから」との回答が2番目に多かった。その割合は44.4%にものぼり、男性が17.5%だったことと比べると、連休で家族が休みになり、女性の家事負担が増えたことが、ストレスの原因になっているとうかがえる。
「大型連休はどういうものか」という質問に対しては、女性は「疲れてしまう」「気を遣う」「普段の方がいい」とネガティブな意見をする人が多く、その割合は、男性が12.6%なのに対し、女性は26.1%と上回る結果になった。
「大型連休中のストレス発散方法は何か」を尋ねると、最も多いのが「寝る」で40.3%。次いで、「買い物をする」(33.6%)、「旅行やドライブをする」(25.2%)という結果になった。同社は、アクティブに何かをするより体を休めることが、多くの人のストレス発散になっているのではと見解を示している。