バッファローは29日、デジタルフォトアルバム「おもいでばこ」PD-1000シリーズのソフトウェアアップデートを公開した。
「おもいでばこ」は、デジタルカメラで撮った写真や動画などを自動的に取り込んで整理し、大画面テレビに出力して家族などで見られるボックス型の機器。新機能として、全画面写真表示中に画面右下に2秒間表示されていたリモコンナビ表示を、常時非表示にできるようになった。同機能は2015年3月13日に開催された「おもいでばこファン感謝祭」で披露された機能。
アップデートは、「おもいでばこ」PD-1000シリーズのホーム画面に表示される、「アップデート」ボタンから行える(インターネット接続時)。ほか、PCで同社サイトからアップデータをダウンロードし、USB経由でアップデートさせることも可能。
リモコンナビを表示させた状態(左)と、非表示にした状態(右)。今回、全画面写真表示中に画面右下に2秒間表示されていたリモコンナビ表示を、常時非表示にできる機能が新搭載された。プレゼンテーションなどにも活用できる |
このほか、高ビットレートの動画再生時にコマ落ちする場合がある問題や、まれにシステム全体の動作速度が低速になる問題、まれにUSB接続HDDを認識しない場合がある問題、カレンダーから記念日を設定すると、ホーム画面に戻ってしまう問題などが修正されている。また、本体のカーソル移動をスムーズにする改善を行った。
「おもいでばこ」メニュー画面。家族との思い出を記録した20万枚もの写真を「おもいでばこ」で管理しているバッファローの根本将幸氏は、「おもいでばこ係長」の肩書を持つ「おもいでばこ」担当者。「おもいでばこには、写真をクラウドではなくローカルで保存する安心感がある。写真を見返すことを大事にする人、共感してくれる人に訴求したい」とする |
同社は合わせて、Macから「おもいでばこ」PD-1000シリーズおよびPD-100S/Wシリーズへ写真や動画を転送できる、Mac用「おもいでばこ」アプリの配信も開始した。Mac App Storeから無料で対応OSはMac OS X 10.9以降。