米Googleは5月28日(現地時間)、サンフランシスコで開催した開発者向けイベント「Google I/O 2015」にて、360度VR撮影システム「JUMP」を発表した。

GoPro HERO4を16台連結して360度撮影をカバーする

Googleが開発したJUMPは360度のVR動画を撮影・閲覧するためのシステム。Google I/O 2015の基調講演では、16台のGoPro HERO4を連結させた360度カメラアレイ、加えてその16台で撮影した動画をつなぎ合わせて360度の映像に合成する「JUMP ASSEMBLER」を紹介した。JUMPで作成したコンテンツを一般ユーザーが見るためのプラットフォームとしてYouTubeを利用し、今夏に公開することも明らかにした。

基調講演のデモでは、16台分の映像をきれいに合成していく様子を披露した。ちなみに、デモ映像の中央に映っているバイクは広島ナンバーだ