米Googleは5月28日(現地時間)、サンフランシスコで開催した開発者向けイベント「Google I/O 2015」にて、ダンボール製のVRヘッドマウントディスプレイ「Google Cardboard」の新しい展開について発表した。
Google I/O 2015で発表された新しいGoogle Cardboardは、6インチ画面のスマートデバイスを搭載可能。組み立ても簡略化され、3ステップで完了するようになった。また、Androidと同様に、米国のApp StoreにてiOS向けアプリの提供を開始した。
また、Google I/O 2015の基調講演では、1台のタブレットと複数台のGoogle Cardboardを同期する「EXPEDITION」のデモンストレーションも披露された。EXPEDITIONを利用すれば、教師がタブレットを操作して、それと同じ画面をクラスの生徒たちがGoogle Cardboardで見るといったことが可能になる。
Google Cardboardはこれまでに100万セットの出荷を達成し、500種類以上のアプリが提供されていることも明らかにされた。