ミサワホームとIBJは共同で、「結婚前後の住まい」に関する意識調査を実施し結果を発表した。調査は4月25日~5月7日、IBJが運営する婚活サービスの会員281名(男性160名、女性121名)を対象に行われた。
女性9割が、結婚10年後に「家が持てそう」
調査ではまず、結婚当初に実現できそうな住まいについて尋ねたところ、「賃貸(男性67.5%、女性81.8%)」が圧倒的多数となった。
同様に、結婚3年後、結婚10年後に実現できそうな住まいのイメージについても聞いたところ、男女ともに結婚年数を重ねるにつれ「持ち家」が人気という傾向に。特に女性は、結婚当初14.0%だった割合が、3年後には64.5%にまで上昇。10年後には実に9割(89.3%)近くの女性が「持ち家」が実現できそうだと考えていることがわかった。ちなみに男性は、結婚当初25.6%、10年後には75.6%だった。
婚活中は「賃貸」がベスト
「婚活期間に適した住まい」を問う質問に対して、男女ともに半数以上が「賃貸(男性52.5%、女性57.0%)」と回答。婚活中の男女は、持ち家や実家暮らしよりも「賃貸での一人暮らし」のほうが婚活に適していると考えていることがわかった。
結婚後は、家で家族との生活を楽しみたい
次に、結婚後の住まいでやってみたいことについて尋ねたところ、男女ともに「のんびりくつろぐ」「のびのび子育て」「料理を楽しむ」など、独身時代とは違った家族のいる楽しい生活を思い描く人が多いことがわかった。
結婚後我慢できないことは「金銭感覚の不一致」
最後に、「結婚後の暮らしで我慢できることは?」と質問した結果、男女ともに「部屋の趣味が自分と違う」や「共有スペースの譲り合い」などが上位となった。
一方、下位となった我慢できないこと1位は「金銭感覚の不一致」、2位は「喫煙の可否」だった。