トリドールは28日、インドネシアのジャカルタ市内に、焼鳥業態で初となる海外店舗「とりどーる ガンダリアシティ店」を27日にオープンしたと発表した。2020年末までに同国内で10店舗展開を目指す。
「とりどーる」は、近畿圏を中心に約20店舗を展開。讃岐うどん専門店「丸亀製麺」と同様に、店内での調理にこだわった「手づくり・できたて」の商品提供が特徴で、子供から高齢者まで、幅広い年齢層が利用するカジュアルなファミリーレストラン形式となっている。
今回オープンした「とりどーる ガンダリアシティ店」は、ジャカルタ市南部の人気ショッピングモール・ガンダリアシティ内のレストラン区画に出店。インドネシアでも日本の店舗と同様に、焼鳥を中心とした本格的な「手づくり・できたて」の商品を提供するという。主要メニューの価格は、「とりみ」が2万8,000ルピア(267円、1円=105ルピアにて換算)、「ねぎま」が3万ルピア(286円)など。
今後は、現地の生活者が多く集まる場で現地の生の声を集積し、店舗運営に反映することで、日本の焼鳥をインドネシアでも支持される外食カテゴリーに育成していく。さらに東南アジアエリアのみならず、世界全域での焼鳥業態の店舗展開につなげ、「丸亀製麺」に続く外食事業の新たな柱とすることを目指すとしている。