東京都民銀行と八千代銀行を傘下に持つ東京TYフィナンシャルグループは27日、同社傘下に新銀行東京が入るとの一部報道について、同社が発表したものではないが、「新銀行東京との経営統合に関して検討を開始していることは事実」と発表した。
地方銀行を取り巻く経営環境が急激に変化する中で、2014年10月の設立以来、同社は首都圏において顧客から真に愛される地域No.1の都市型地銀グループとして、企業価値の向上に向けた様々な施策を実施・検討しているという。その一つとして、地方公共団体との連携強化を通じた東京都における中小企業の支援・育成を経営計画の重要な施策と位置づけ取組みを強化しているという。
新銀行東京との経営統合に関して、検討を開始していることは事実だが、現時点で開示すべき具体的な決定事実はないとしている。今後開示すべき事実を決定した場合には、速やかに告知するとしている。