イケア・ジャパンは5月28日~6月7日の11日間、中東・アジア文化を意識した「オリエンタルビュッフェ」(500円、3歳以下は無料)を全国の「イケアストア」の「イケアレストラン&カフェ」にて開催する。ディナータイムのビュッフェで、ワンコインはあまりにも安すぎる……。一体どんなメニューなのか、一足先に「イケア船橋店」で試食させてもらった。
今回のビュッフェのテーマである「オリエンタル」とは、中近東のアジアをさす言葉。スウェーデンスタイルのイケアとアジア文化のコラボレーションは、今回で3回目となる。
前菜はクスクス、フムスなど中東料理が登場
前菜のサラダは、「クスクスのサラダ」「フムス(ヒヨコ豆のペースト)のサラダ」「パクチーのグリーンサラダ」の3種類。
クスクスは、モロッコなど北アフリカの伝統料理。小麦の粗びき粉を水でまとめ、細かい小さな粒状にしたものだ。パラパラとしていて、舌触りがいい。
フムスは、ヒヨコ豆をペースト状にして、オリーブオイルやレモン汁を加えたもの。見た目はポテトサラダのようだが、淡泊な味わい。中東のレバノンやイスラエルでよく食べられている料理だという。
そして、エスニック料理でよく使われるパクチーがメインのグリーンサラダ。イケアオリジナルのドレッシングをかけて食べるのがおすすめだそう。
メインはさまざまな国のカレー!
アジア料理といえばやはりカレーだろう。今回のビュッフェのメインでは、6種類のカレーが用意されている。「マサラカレー」「グリーンカレー」「マッサマンカレー」「バターチキンカレー」「キーマカレー」「キッズカレー」だ。
マサラカレーは、ヨーロピアンスタイルのカレー。「欧米人が航海中に、スパイスでシチューの代用品を作ろうとして開発された」と言われている。中辛で濃厚なコクは、西洋と東洋が融合して生まれた。
見た目が特徴的なのが、グリーンカレーだ。タイの代表料理で、グリーンチリを使用していることから、鮮やかな緑色をしている。6種類の中では一番辛味が効いているが、ココナツミルクが入って、後味がマイルドなのでぜひ挑戦してみてほしい。
世界的に人気のマッサマンカレーも登場。シナモン、ナツメグ、ココナツミルクと、アジア有数のスパイスを堪能することができる。
バターチキンカレーは、最近日本でも浸透してきているので知っている方も多いだろう。インドカレー独特のブレンドスパイスが楽しめるのが特徴だ。同じくインドカレーから、ひき肉を使ったキーマカレーも登場。
ここまで出たカレーはどれも辛そう……と思っている方は、キッズカレーがおすすめ。イケアオリジナルで、子ども向けの甘口になっている。低アレルゲンメニューだから、子ども連れでも安心とのこと。
カレーの付け合わせは、「ナン」「ターメリックライス」「十六穀米」の3種類。カレーによって、食べ合わせを変えてみるのも楽しみ方の一つだ。
トッピングも、もちろんオリエンタル風味
ビュッフェ内容はこれだけではない。カレーによく合うトッピングも用意されている。
インドのスナック「サモサ」や、「スパイシーソーセージ」「タンドリーチキン」「ケバブ風ミートボール」が中東風の食器にたっぷりと盛られている。
ミートボールは、イケアレストランを代表する「スウェーデン・ミートボール」にオリエンタル風のアレンジが加えられたもの。トッピングだけでも大満足な充実っぷりだ。
スープには、このビュッフェのために作られた「赤いビーツのミネストローネ」がある
飲み物は別料金になるが、ソフトドリンクバー(120円)をはじめ、スウェーデン産ビール(324円)やワイン(グラス/320円、ボトル/990円)を用意。
これ以上ないほど、コストパフォーマンスがよい同ビュッフェ。さらにビュッフェを利用すると、イケア全店で使える「お買い物クーポン(100円分)」がもらえる。食事の後に、新しいインテリアを探してみるのもいいだろう。
時間は16時~20時30分(最終受付は19時30分)。イケア仙台店のみ日~金曜日が16時~19時(最終受付は18時30分)、土曜日が16時~20時30分(最終受付は19時30分)。食事の時間は最大60分。店舗によっては整理券制になることもあるので、事前に各店のサイトをチェックしてほしいとのこと。
今回のビュッフェは、オリエント文化を意識した限定コレクション「DOFTRIK(ドフトリーク)オリエンタルコレクション」の販売を記念したもの。同店では、シルクロードにつながるオリエント文化の暮らし方をヒントに、イケアならではのユニークなデザインを融合させたコレクションを販売中。
※記事中の情報・価格は2015年5月取材時のもの。価格は全て税込。