東芝ライフスタイルは5月27日、縦型洗濯乾燥機「AW-10SV3M」と「AW-9SV3M」を発表した。発売は7月上旬。価格はオープンで、推定市場価格はAW-10SV3Mが180,000円前後、AW-9SV3Mが170,000円前後(いずれも税別)。
AW-10SV3MとAW-9SV3Mは、皮脂汚れを落とすことで衣類の黄ばみを予防する「Ag+ホットつけおき」コースを新たに搭載した縦型洗濯乾燥機。Ag+ホットつけおきコースは、洗濯前に衣類に温風を当てて温めてから、濃縮洗浄とつけおき洗いを行うというもの。温めた衣類に濃い洗浄液を浸透させることによって、洗剤が汚れを分解する力を高めて皮脂汚れを落とす。つけおき時間は30分 / 1 / 2 / 4 / 6 / 8時間から選択可能だ。
そのほか、2方向から衣類へ注いで押し洗い効果を実現する「Ag+抗菌メガシャワー洗浄」、高濃度の洗剤液をすばやく浸透させて脂汚れなどを浮かび上がらせる濃縮洗浄を搭載。さらに左右非対称の「抗菌メガスクリューパル」による「入れ替え水流」「もみ洗い水流」「ほぐし水流」で、ムラなく洗濯を行う。
「ドライ」や「手洗い」マークなどのデリケートな衣類を洗うドライコース用に、独自の「おしゃれ着トレー」を採用。パルセーター(洗濯槽底部の羽根)が洗濯物に直接触れないため、衣類の傷みを抑えられる。
洗濯槽は、親水性の高いガラスコートを施した「マジックドラム」を採用。洗濯槽外側に洗剤カスが付着することを抑えることによって、黒カビの発生を抑制する。
洗濯・乾燥容量はAW-10SV3Mが10kg / 5kg、AW-9SV3Mが9kg / 5kgだ。いずれも、サイズはW614×D628×H1,025mm、質量は49kgとなっている。
また、東芝ライフスタイルはAg+ホットつけおきコース非搭載の縦型洗濯乾燥機として、洗濯・脱水容量9kgの「AW-9V3M」、洗濯・脱水容量8kgの「AW-8V3M」、洗濯・脱水容量7kgの「AW-7V3M」も同時発表した。発売は6月中旬で、価格はオープン。推知市場価格はAW-9V3Mが150,000円前後、AW-8V3Mが140,000円前後、AW-7V3Mが130,000円前後(いずれも税別)。
また、乾燥機能を搭載していない縦型全自動洗濯機として、洗濯・脱水容量10kgの「AW-10SD3M」、洗濯・脱水容量9kgの「AW-9SD3M」、洗濯・脱水容量8kgの「AW-8D3M」、洗濯・脱水容量7kgの「AW-7D3M」、洗濯・脱水容量6kgの「AW-6D3M」も発表した。
AW-10SD3M、AW-9SD3M、AW-6D3Mの3モデルは7月初旬発売で、AW-8D3MとAW-7D3Mは6月中旬発売。価格はオープンで、推定市場価格はAW-10SD3Mが125,000円前後、AW-9SD3Mが115,000円前後、AW-8D3Mが105,000円前後、AW-7D3Mが95,000円前後、AW-6D3Mが85,000円前後(いずれも税別)。