タレントで歌手・つるの剛士が、40歳の誕生日を迎えた26日、東京・赤坂BLITZでワンマンライブを行い、40歳を記念して40曲を熱唱した。

40歳のバースデーライブで熱唱する つるの剛士

この日は、27日発売の3年ぶりのカバーアルバム『つるのうた3』から「雪の華」「GLORIA」「悲しみにさよなら」のほか、過去にリリースしたカバーアルバムから「M」「未来予想図II」「さよならの向う側」などを熱唱。オリジナル曲「メダリスト」「はやぶさ」なども披露した。

ライブ中盤では、サプライズで母親が登場。お祝いの花束を手渡し、つるのに宛てた手紙を朗読した。子供の頃の思い出などを語ると、つるのも思わず涙ぐみ、感動の空気が会場を包む。しかし、手紙の締めくくりで「40歳を超え、苦手を克服しなさい」と、突如母親が命令。すると、高所恐怖症のつるのは、スタッフに宙づり用の安全器具をつけられ、高所につられたくす玉を割るはめになった。ビビりながらも、くす玉を割ると「祝・誕生日おめでとう」の幕が現れ、満員の観客は大いに祝福。母親からのまさかのドッキリに、つるのも苦笑いだった。

こうしたアトラクションに加え、40曲というハードなプログラムに、後半は声をからしていたが、なんとか最後まで歌い切った。つるのは「みなさんのおかげでいい40歳を迎えることができました」と、会場に詰めかけた大勢のファンや関係者、家族への感謝の気持ち語り、盛況のうちに幕を閉じた。