ユニクロは6月8日より、ウィメンズラインとガールズラインの浴衣を国内一部の「ユニクロ」店舗およびオンラインストア、世界14の国と地域にて順次発売する。
今回販売する浴衣は、生地に綿100%を使用し、本格的な浴衣で用いられる織り地を採用した。浴衣本来の風合いや快適な着心地にこだわって仕上げたという。
ウィメンズの浴衣には、竹久夢二氏、中原淳一氏の作品をモチーフにしたデザインが登場。美人画の巨匠である竹久氏は、西洋のスタイルと古典的な日本の伝統を織り交ぜ、日本女性のしとやかさを描いたことで知られる。その作品をベースにした浴衣は、バラや水玉、どくだみなどを用いた柄を採用し、同氏の美人画に登場する女性がまとうような浴衣のデザインとした。
一方で、女性誌の主宰や画家、ファッションデザイナーと、さまざまな分野から美しく生きる大切さを啓蒙したといわれる中原氏。同氏の作品をイメージした浴衣は、梅やダリアといった日本ならではのレトロな文様や、シンプルなデザインと配色でモダンに仕上げた。
色柄はそれぞれ4種類ずつ用意する。価格は各5,990円(税別)。
ガールズの浴衣では、金魚やうちわなど、日本の夏を代表するアイテムをモチーフにデザインした。色柄は3種類用意する。価格は各4,990円(税別)。
なお6月8日より、浴衣の着付けの仕方を解説するWebムービー「ユニクロのゆかたの着方」をオンライン上で配信する。