オリエンタルランドは5月25日、7月17日に東京ディズニーランド(千葉県浦安市)のトゥモローランドにオープンするアトラクション「スティッチ・エンカウンター」のストーリーを発表した。

東京ディズニーランドに新アトラクション「スティッチ・エンカウンター」がオープン

「スティッチ・エンカウンター」は、ディズニー映画『リロ&スティッチ』をテーマにしたシアタータイプの新アトラクションとなる。ゲストは、シアター内のスクリーンに映されたスティッチとリアルタイムに"交信"を楽しめる。

今回発表された同アトラクションのストーリーは、映画『リロ&スティッチ』とつながった内容となっている。

銀河連邦の科学者による遺伝子実験で生まれたエイリアン・スティッチは「乱暴な、いたずらっ子」であったが、ハワイの少女・リロと生活するようになり、次第に"いい子"へと変わっていった。銀河連邦はスティッチが"いい子"でいるかを見守るため、また、スティッチを消滅させようともくろむ「ガントゥ」のような邪悪なエイリアンからスティッチを守るために、スティッチをモニターするための施設「スティッチ・モニターステーション」を設立した。

スティッチと暮らすハワイの少女・リロとその家族

スティッチの消滅をもくろむ「ガントゥ」

「スティッチ・モニターステーション」のロビーには銀河連邦の議長からのメッセージが次のように記されている。「銀河連邦議会の決定により、ここ『地球』という素晴らしい惑星にスティッチ・モニターステーションが設立されました。議会を代表して皆さんの来館を歓迎します」。

銀河連邦の議長からのメッセージも

また、「スティッチ・モニターステーション」は銀河連邦の最新技術を駆使した発明品「P.H.O.O.G.(フーグ)」を使ってスティッチをモニターしている。「P.H.O.O.G.(フーグ)」は全1401機で、スティッチのような青くてふわふわしたものはもちろん、スティッチの声の波長や体臭までも敏感に感知する優れたシステムを搭載しているとのこと。

銀河連邦は「P.H.O.O.G.(フーグ)」を使ってスティッチをモニター

また、「スティッチ・エンカウンター」のロビーには、「P.H.O.O.G.(フーグ)」がとらえたスティッチの映像が映し出されている。ハワイや日本にいるスティッチの様子も見られるかもしれないとのこと。

なお、同アトラクションの所要時間は約12分。総投資額は約20億円となっている。

(C)Disney