7月スタートの日本テレビ系ドラマ『デスノート』のメインキャストが25日、発表され、夜神月役を窪田正孝、L役を山崎賢人、ニア役を優希美青が演じることが明らかになった。
原作は2003年から2006年まで漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載され、国内シリーズ累計発行部数3,000万部を突破した『DEATH NOTE』(原作:大場つぐみ 作画:小畑健)。名前を書くと人を死なせることができる"デスノート"を巡って、天才たちの頭脳戦が展開する。本作は、藤原竜也、松山ケンイチらが出演した2006年の映画版では描かれることのなかったオリジナルストーリーを追加。初連ドラ化ということもあり、先月末の発表から配役に注目が集まっていた。
3人の共通点は、「NHK朝の連続テレビ小説の出演経験がある役者」であること。夜神月役の窪田は『ゲゲゲの女房』(2010年)と『花子とアン』(2014年)、L役の山崎は現在放送中の『まれ』、ニア役の優希は『あまちゃん』(2013年)。出演を機に多くの人に知られる存在となり、近年ではドラマや映画出演に大忙しの3人だ。
"新デスノート"の戦いは、「隠れた天才・夜神月 VS 生まれながらの天才・L VS 危険因子のニア」。それぞれ役柄に扮した写真も公開され、デスノートを手にした夜神月を中心にLとニアが並ぶ。3人とも鋭い視線を向け、実写初登場となるニアは銀髪を人さし指でいじっている。
「新たなキャストと共に新たなキャラクターを作る。その発想に至れたのは、キャストの皆さんが持つパワーのおかげ」と語るのは担当プロデューサー。「この3人だからこそできる『デスノート』、それを自信を持って皆さんにお届けしたい」と自信をうかがわせ、「原作を知っていても先が読めない、そんな『"新たな"デスノート』を楽しみにしていてください」と視聴者に呼びかけている。
なお、脚本はいずみ吉紘氏(『ROOKIES』『ムコ殿』『極悪がんぼ』ほか)、音楽は服部隆之氏(『HERO』『半沢直樹』『のだめカンタービレ』ほか)が担当。これまで数々のドラマを手がけてきた2人が、名作に新たな命を吹き込む。