整体師の大山奏です。運動をしなくても汗が出てくる時期になってきましたね。この時期は気づかないうちに熱中症になってしまうこともあるので、水分補給などを忘れないようにしながら、元気にトレーニングを続けていきましょう。

今回は、わき腹と太もも鍛える横向きウオーキングによる体幹トレーニングをご紹介します。

横向きに寝て、体の下側の手を斜め前45度に伸ばし、上側の手をおなかの前辺りに置いた状態からスタートします。両脚を持ち上げ、そのまま左右の脚を交代で前後に開いていきます。

最初の姿勢

両脚を同じ高さに保ちつつ、脚を前後に動かす

脚を動かすときにバランスがとれなくなると、身体が前後に倒れてしまいます。最初に手を置く位置を確認すると脚を動かしやすいです。両脚を持ち上げたら、1セット終わるまでは同じ高さに持ち上げたままにしておいてください。持ち上げるときに腹斜筋が鍛えられます。

左右交互に前後に脚を動かしますが、このときなるべく両脚の歩幅を大きくしてみましょう。速さは普通に歩くよりも少し遅めのテンポで。

両脚を持ち上げる

両脚を前後に動かす

膝を曲げてしまうのはNG

気をつけたいのは膝です。普通に歩くときは膝を曲げますが、このトレーニングでは膝をなるべく伸ばした状態で行ってください。

膝を伸ばした状態と曲げた状態を一度比べてみるとよくわかりますが、膝を曲げると脚がかなり楽に動かせてしまいます。これではトレーニング効果が出にくいので、膝は伸ばし、太ももにしっかり力を入れたままで脚を動かしましょう。

膝が曲がっているのはNG

30回単位のセットもしくは時間を目安に

左右交互に30回ずつを1セットとして、2~3セットを目標にするといいでしょう。または30秒~1分間と時間を決めて行ってもOKです。1セット終わるまでは、テンポが落ちないようにします。

体の前に置いている手は、身体が前後に傾かないようにするためのものです。脚を持ち上げる力は、腹斜筋を使いましょう。

どんどんと服で脂肪が隠せない時期になってきました。暑くてトレーニングの気分になれないかもしれませんが、お風呂の直前などすぐに汗を流せる状況でやるなど、工夫して継続してみてくださいね。

筆者プロフィール: 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。