JR東日本・JR西日本・JR東海は22日、夏の期間(7月1日から9月30日まで)に運転される新幹線の臨時列車について発表した。北陸新幹線では、臨時「かがやき」を毎日運転。東海道新幹線では過去最多となる3万3,244本(1日平均361本)の列車が運転される。
今年3月に長野~金沢間が開業した北陸新幹線では、定期列車の他に臨時「かがやき」が毎日3往復程度運転されており、7月以降も継続される。「かがやき536・539号」については7~9月の毎日運転とされ、東京駅・上野駅・大宮駅・長野駅・富山駅・金沢駅に加え、新高岡駅にも停車する。臨時「かがやき」は7月の3連休に1日最大14本、お盆や「シルバーウィーク」(9月の5連休)期間中に1日最大16本の運転が予定されているという。
東海道新幹線は「のぞみ10本ダイヤ」(1時間あたり最大10本の「のぞみ」を運転)も活用し、平日の朝夕時間帯や週末、お盆期間などに多くの列車を設定。7~9月の運転本数は前年より1,000本近く増えて3万3,244本となり、とくにお盆期間(8月7~17日)は1日平均406本運転される。山陽新幹線もお盆を含む夏休み期間や「シルバーウィーク」期間中など、臨時「のぞみ」「みずほ」「さくら」「ひかり」が多数運転される。
山陽新幹線では、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の利用に便利な列車として、7月4・11日と8月7日、8月9~16日、9月5・12・23・26日に「ひかり580号」(博多発新大阪行)、7月18・25日、8月1・8・22・29日、9月19・20日に「さくら580号」(鹿児島中央発新大阪行)を運転。ともに新大阪駅10時23分着で、同駅からユニバーサルシティ方面へ直通する臨時列車も運転されるとのこと。
東北・上越・山形・秋田新幹線もお盆期間や連休を中心に列車を増発するほか、青森ねぶた祭り、秋田竿灯まつり、仙台七夕まつり、長岡まつり大花火大会などのイベントに合わせて臨時列車を運転。山形新幹線の在来線区間(福島~新庄間)では、お盆期間を除く週末や連休にE3系のリゾート列車「とれいゆ つばさ」が運転される。