日本自動車工業会はこのほど、「第44回東京モーターショー2015」の全出展者を発表した。東京ビッグサイトにて10月29日から11月8日まで(一般公開は10月30日から)の11日間開催され、国内15ブランド・海外27ブランドが一堂に会する。

「第44回東京モーターショー2015」は10月末から11日間開催

44回目を迎える今回のテーマは「きっと、あなたのココロが走り出す。"Your heart will race."」。例年通り東京ビッグサイトの全ホールを使用し、乗用車・商用車・二輪車・カロッツェリア・車体・部品・機械器具・自動車関連サービスを含む総合ショーとなる。

今回の発表の時点ですべての出展者が決定しており、乗用車・商用車・二輪車を合わせた国内勢は14社15ブランド、海外勢は17社27ブランドとなっている。海外勢は前回より7ブランド増加した。新規もしくは復帰しての出展が決まったのは、乗用車がマイバッハ、ジープ、DS、アルファロメオ、フィアット、アバルトの6ブランド、商用車がボルボ・トラックの1ブランド、二輪車がBRP、インディアン、ヴィクトリー、ポラリスの4ブランド。DSはシトロエンから独立した新しい高級車ブランドとなる。

フィアットとクライスラーを展開するFCAジャパン(旧フィアット グループ オートモービルズ ジャパン、および旧クライスラー日本)が出展を決めたことにより、アルファロメオ、フィアット、ジープ、アバルトの4ブランドがブースを構えることとなり、今回の外国勢の大量増加につながった。イタリア車やオフロードモデルのファンには楽しみが増えたショーといえそうだ。