JR北海道は22日、夏の臨時列車について発表した。7月1日から9月30日までの期間に運転される臨時列車は計1,059本で、前年と比べて436本減少。上野~札幌間で臨時寝台特急「北斗星」「カシオペア」も運転され、「北斗星」は8月までの運転となる。
同社は昨年夏との相違点として、寝台特急「トワイライトエクスプレス」の運転終了と臨時寝台特急「北斗星」の運転に加え、北海道新幹線開業準備などにともなう各臨時列車の運転本数見直しや「SL函館大沼号」「SLニセコ号」の休止を挙げている。特急「旭山動物園号」は夏の期間中、9月のみ運転日を設定。函館本線札幌~長万部間では9月5日以降、土日祝日に「ニセコエクスプレス」車両を使用した特急「ニセコ号」が運転される。
臨時寝台特急「北斗星」については、すでに発表されている通り、8月21日の上野発、8月22日の札幌発が最終運転日に。7月22日以降、お盆期間の8月13~16日を除き、上野発・札幌発の列車が1日おきに運転される。同区間を走る臨時寝台特急「カシオペア」も7月21日以降、8月14・15日を除き、9月2日まで上野発・札幌発を1日おきに運転。「カシオペア」は9月30日まで運転日が設定されている。
新青森・青森~函館間では、利用者の多い時期に合わせて特急「白鳥」を増発。7月1~7日、7月18・19・20・25・26日、8月1~17日、9月19~23日に「白鳥77・80号」(新青森~函館間)を運転し、7月18・19日、8月8・11・13・14・15・16日、9月19・22日には「白鳥71・78号」(青森~函館間)が追加される。いずれも485系6両編成での運転となる。