俳優の織田裕二と、フリーアナウンサーの中井美穂が、TBS系で放送される『世界陸上北京』(8月22日~30日)のメインキャスターを務めることが22日、分かった。1997年のアテネ大会以来、10大会連続となるゴールデンコンビで、真夏の北京をさらに熱く盛り上げる。
織田は、10大会連続のメインキャスターということに「言われるまでは全然わかりませんでした(笑)」と実感がわかない様子。「最初に始めた97年のあの頃は、まさかこんなに長く続くとは思わなかったので、驚きと同時にうれしいという気持ちがありますね」と喜びを語った。
番組キャッチフレーズは「すべてが"つながる"瞬間がある」に決定。織田は「僕たちは中国・北京の現場から選手の熱さ、会場の熱気を日本の皆さんに『つなげたい』と思っています」と意気込みを語り、「選手たちの熱い戦いをぜひご覧ください!」と、早くも熱くアピールした。
一方の中井は「とっさの出来事に対応して、冷静さと安定感をもって」とベテランの貫禄。それでも、織田と同じく「熱はそのままにきちんとお伝えしたいです」と抱負を語った。
片山譲治プロデューサーは、2人に対し、「陸上競技に対しリスペクトを持っておられますし知識も豊富。そして熱い思いでスポーツの生の感動を伝え、視聴者を陸上の世界に引き込んでくれます」と語り、絶対的な信頼を寄せている。
今大会の放送は『TBSテレビ60周年特別企画』として放送。テーマソングは、もちろん織田が歌う『All my treasures』。
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