台湾MSIは22日、AMDのデスクトップ向け次期APUとされる"Godavari"に対応したSocket FM2+マザーボード5モデルをラインナップに追加した。
4月25日に発表されたマザーボード「A78M-E35 V2」、「A88XM-E45 V2」、「A88XI AC V2」と同じくSocket FM2+に対応するマザーボード。従来モデルのマイナーチェンジ版と言えるもので、次期APU"Godavari"に正式に対応したのが特徴となっている。なお、GodavariはAMDからの正式発表はないものの、AMDの現行APU「Kaveri」の後継とみられる製品。
今回ラインナップに追加されたのは5モデルで、「A68HM-E33 V2」、「A88XM-P33 V2」、「A78M-E45 V2」、「A88XM-E35 V2」がマイクロATX対応モデル、「A88X-G41 PC Mate V2」がATX対応モデルとなっており、4月25日に発表されたモデルと合わせた計8モデルがGodavari対応のラインナップとなる。
これらのモデルの共通の特徴として、ダークチョークと固体コンデンサに「ミリタリークラス4」の基準に準拠したものを使用。高温多湿環境でも安定して動作する指標「ミリタリークラス・エッセンシャルズ」に対応する。ほかにも、「OCジニー4」によるオーバークロック機能や、Windows再起同時に簡単にBIOSの起動できる「GO2BIOS」機能などを搭載する。