ネオマーケティングはこのほど、全国の20歳以上の男女1,000人を対象に実施した「夏の体調不良」をテーマにしたインターネットリサーチの結果を明らかにした。調査期間は5月8日~11日。

体調が悪くなる季節

まず、体調が悪くなる季節を聞いたところ、「春から夏にかけての季節の変わり目」が52.0%で最も多く、次いで「夏」が45.3%で続いた。年代別で見ると、20代の62.0%が「春から夏にかけての季節の変わり目」と回答しており、他世代に比べ多い結果となった。

次に、夏の体調不良で経験のある症状を尋ねてみると、63.0%が「全身の疲労感・疲れやすくなる」、54.5%が「夏バテや熱中症になる」と回答した。年代別では、「全身の疲労感・疲れやすくなる」との回答は特に40代が68.5%と多く、「夏バテや熱中症になる」と答えた人は30代が62.5%と最も多く見られた。

夏の体調不良で経験のある症状

夏の体調不良の対処・予防をしているかを聞いたところ、している人はわずか21.4%となり、特に男性は19.6%と低かった。最も多かったのは、「対処・予防はしていないが、今後、気軽なことなら試してみたい」との回答で、39.3%。性別で見ると、男性は37.6%、女性は41.0%となった。

夏の体調不良に対し、対処・予防をしていますか?

さらに、対処・予防をしている人と、対処はしていないが試してみたいと答えた人に対し、最も行う方法・最も試してみたい方法をそれぞれ尋ねてみた。結果、いずれも「対処・予防に有効な栄養素・成分の含まれる食べ物・飲み物を摂(と)る」と回答した人が最多(最も行う方法17.8%、最も試してみたい方法18.1%)となった。

最も行う夏の体調不良の対処・予防策と、最も試してみたい対処・予防策

夏の体調不良の原因だと思うものを聞いたところ、「夏の暑さによる体力消耗」が73.6%で最も多く、以下「冷房による外気温との差」(55.7%)が続いた。また、39.4%が夏だけに限定されない原因と思われる「免疫力の低下」を挙げている。

夏の体調不良の原因だと思うもの