全研本社はこのほど、運営するウェブマガジン「瓦版」のユーザー263人を対象に実施した「五月病」に関するアンケート調査の結果を明らかにした。

五月病にかかっていると感じますか?

「五月病」とは新入社員や大学の新入生などによくみられ、新しい環境に適応できないことが原因で起こる精神的な病の総称を指している。5月の連休明け頃からうつ病に似た気分が現れ、無気力状態に陥るケースが多いことからついた名称で、医学用語ではない。医学的な診断名としては「適応障害」や「うつ病」と診断される。

ゴールデンウィーク後に、五月病にかかっていると感じるか尋ねたところ、37%が「やや感じる」、34%が「とても感じる」と回答し、合わせて67%が五月病の自覚があることがわかった。

五月病になったときの対策はどうしているのか聞くと、64%が「時が過ぎるのを待っている」と回答した。次いで「仕事以外でモチベーションを保つ」(27%)、「目標を新たにもって臨んでいる」(5%)となっている。

五月病対策を何かしていますか?

連休明けに、退職者はいたかどうか尋ねたところ、「0人」が87%で多くを占めた。しかし9%が「1名」、2%が「3名以上」と答えるなど、トータルで13%が退職者が出たと回答している。

連休明けに退職者はいましたか?