Timers(タイマーズ)は5月15日、「子育てパパ・ママの子育て環境と結婚相手の地元に関する意識調査」の調査結果を発表した。調査は5月7日~11日、同社が運営する子どもの写真整理アプリ「Famm(ファム)」を利用する205名を対象にインターネット調査で行われた。
子育て環境は自然を重視
まず「子育てをする時に住みたい都市」を質問したところ、「那覇市(沖縄県)」が32.7%で1位になった。2位が「東京(東京都)」(29.1%)、3位が「札幌市(北海道)」(26.6%)と続いた。全体的にみると、必ずしも生活が便利だと思われる東京、大阪、名古屋などの大都市に集中しているわけではない結果となっている。
理由を質問したところ、「自然が豊かだから」が52.3%で半分以上の回答を集めた。次いで、「食べ物がおいしいから」(38.7%)、「穏やかな人が多そうだから」(33.7%)が上位に来ている。「子育てをする環境を選択する際には、交通機関や施設の充実よりも、自然環境や食べ物、周囲の人々の雰囲気に影響を受けるようだ」と同調査は分析した。
ママ友付き合いでも求めるのは穏やかさ
次に、子育てをする上で重要なポイントとなる「ママ友・ご近所付き合い」について聞いた。「ママ友トラブルが大変そうな都市」の質問では、1位「東京(東京都)」(68.8%)、2位「大阪市(大阪府)」(56.8%)となった。続く3位「京都市(京都府)」(29.6%)、4位の「名古屋市(愛知県)」(28.1%)は、「都市の選択理由として挙げられている『独自のルールがありそうだから』(51.3%)をイメージさせるからではないか」と同調査。
一方で「ご近所付き合いが楽しそうな都市」の調査では、「那覇市(沖縄県)」(47.2%)が子育てをする時に住みたい都市アンケートと同様に1位になっている。「やはり沖縄の人の明るかったり和やかな雰囲気だったりがそういったイメージを形成していると考えられます」と同調査は続けた。
自分の子どもの結婚相手で重視するのは親しみやすさ
「自分の子どもの結婚相手の出身地として好印象な都市」を聞いたところ、「札幌市(北海道)」が37.2%の支持を受けて1位になった。
都市を選んだ理由で最も多かったのが、「親しみが持てるから」(50.8%)。続いて2位が、「価値観が近そうだから」(23.1%)だった。