日本商工会議所は21日、経営に役立つ情報を電子書籍で提供する「商工会議所ライブラリー」において、中小企業・小規模事業者向けにマイナンバー制度の内容を説明する資料の掲載を開始した。

同サイトでは、中小企業向けにマイナンバー制度のポイントを絞って分かりやすく説明した『マイナンバー(社会保障・税番号制度)がはじまります! 中小企業の皆さんへ(入門編)』と、小規模事業者がマイナンバー導入時に対応すべき内容をまとめた『マイナンバー導入チェックリスト』(いずれも内閣府作成)を、PDFで掲載。

「商工会議所ライブラリー」トップページ(出典:商工会議所ライブラリーWebサイト)

このうち『マイナンバー(社会保障・税番号制度)がはじまります! 中小企業の皆さんへ(入門編)』では、マイナンバーの使用事例、事業者がマイナンバーを記載する書類の種類、事業者が注意すべきポイントなどを紹介している。

マイナンバー制度は、2015年10月に12桁の番号を記した「通知カード」の送付が始まり、2016年1月から、社会保障・税・災害対策の行政手続きにおいて利用が開始される。事業者は、社会保険の手続きや源泉徴収票の作成などにおいて、従業員等のマイナンバーを取り扱うようになる。