プジョー・シトロエン・ジャポンはこのほど、シトロエンのフラッグシップモデル「C5」の国内最終バージョン「C5ファイナル・エディション」を60台限定で発売した。
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シトロエン「C5ファイナル・エディション」 |
「C5」は2007年にデビューし、その躍動感あふれるダイナミックなエクステリアと洗練された室内空間、シトロエン独自の油圧サスペンション「ハイドラクティブ III プラス」により、人気を集めたプレミアムサルーン。「C6」の販売終了後、フラッグシップモデルとなった「C5」だが、今回で日本向け生産が終了される。「C5」の最終モデルである「C5 ファイナル・エディション」は、現行ラインナップにおいてシトロエンブランドの技術的象徴ともいえるハイドラクティブサスペンションを搭載する最後のモデルとなる。
ハイドラクティブサスペンションは、1955年に登場した「DS」のサスペンション「ハイドロニューマチック」(通称「ハイドロ」)がその原型。サスペンション、ステアリング、ブレーキ、ギアシフトすべてを油圧で制御する革新的なメカニズムで、快適な乗り心地と抜群のロードホールディング性能を発揮した。ハイドロはその後も絶え間なく改良が続けられ、「C5」搭載の「ハイドラクティブ III プラス」へと進化している。
「C5 ファイナル・エディション」は、上級グレードの「エクスクルーシブ」をベースに18インチホイールを特別装備。セダンタイプとステーションワゴンタイプを設定し、それぞれ30台ずつ合計60台の限定販売となる。ボディカラーは各タイプに2色を設定。価格はセダンが480万円、ステーションワゴンが502万5,000円(ともに税込)。延長保証2年プラン(15万8,760円相当)が無償提供される。
