KDDI、沖縄セルラーは2015夏モデルとして、約5.0インチのAndroidスマートフォン「AQUOS SERIE SHV32」(シャープ製)を発表した。同端末はハイスピードカメラによるスーパースローモーションムービーが楽しめるモデル。発売時期は6月中旬を予定している。本稿では、写真で端末のポイントをチェックしていく。
「AQUOS SERIE SHV32」は、約5.0インチのフルHD(1,080×1,920ピクセル)IGZOディスプレイを備えたAndroidスマートフォン。三辺が狭額縁で構成された「EDGEST」デザインを採用したことで、画面との一体感を実現した。新開発のバックライト&カラーフィルタ「S-PureLED」により、光の3原色すべての色の再現性が向上。背面には約1,310万高画素のメインカメラを搭載している。
カメラには最新の「ハイスピードCMOSイメージセンサー」を採用。FWVGAで秒間210枚、フルHDで秒間120枚のハイスピード撮影が可能で、肉眼ではとらえられない一瞬をとらえることができる。さらに動きの大きい部分を自動的に抽出して、世界最高の秒間2,100枚(FWVGAサイズ)に変換、通常の1/70のスピードでスロー再生できる「フレーム補完技術」を搭載。1コマ1コマの間に最大で10倍分のコマ(フレーム)を補間、なめらかな映像に加工して再生できる。
このほか、タイムラプス(微速度撮影)など多彩な撮影モードにも対応。なお本端末は、リコーのカメラGRシリーズの開発メンバーによる画質改善認証プログラム「GT Certified」認定を取得している。大きく引き伸ばして印刷しても画質の鮮明さが保たれるため、デジタルカメラの代わりとしても便利に活用できるだろう。
そのほか、人工知能“ココロエンジン”をベースに開発された「エモパー」機能を搭載。朝の挨拶、出発/帰宅時間の挨拶、天気、ニュースなどの話題を、シーンに応じて話しかけてくる。また、観光スポット情報や自宅までの距離などの話題は文字情報で表示する。
「AQUOS SERIE SHV32」の仕様は、以下の通り。OSはAndroid5.0、内蔵メモリ(RAM)は3GB、内蔵ストレージ(ROM)は32GB。外部ストレージはmicroSDXC(最大128GBまで)に対応する。プロセッサには2.0GHz+1.5GHzのオクタコアCPU(MSM8994)を採用。サイズは約132(H)×70(W)×9.6(D)mm、重量は約134g。バッテリー容量は2,600mAhで、通話時間/待受時間は約1200分(VoLTE)/ 約380時間(LTE/WiMAX2+)。
通信面では、CA(キャリアアグリゲーション)による下り最大225Mbpsの4G LTE、および下り最大220MbpsのWiMAX 2+をサポート。このほかVoLTE、シンクコール、ボイスパーティ、IEEE802.11 a/b/g/n/acに準拠したWi-Fi、最大接続台数10台までのWi-Fiテザリング、Bluetooth 4.1、NFCなどに対応。フルセグ/ワンセグ、赤外線、防水、おサイフケータイなどの基本機能にも対応する。
(記事提供: AndroWire編集部)