ソフトバンクモバイルは2015夏モデルとして、約5.2インチのAndroidスマートフォン「AQUOS CRYSTAL 2」(シャープ製)を発表した。同端末は狭額縁の「フレームレス構造」を採用したモデル。発売時期は7月中旬以降を予定している。本稿では、写真で端末のポイントをチェックしていく。
「AQUOS CRYSTAL 2」は、約5.2インチのHD(1,280×720ドット)S-CG Silicon液晶を備えたAndroidスマートフォン。ベゼル幅を極限まで無くすことを追求したというフレームレス構造により、超狭額縁を実現している。
ディスプレイは新開発のバックライト「S-PureLED」により色の再現力が向上。さらに省電力化を実現することで、バッテリー残量を気にせずに使用できる。シャープの説明では「3日を超えても利用可能」とのこと。また本体の側面に内蔵されたタッチセンサーが反応することで、画面の自動点灯などの機能が利用できる「グリップマジック」も標準装備している。
そのほか、人工知能“ココロエンジン”をベースに開発された「エモパー 2.0」機能を搭載。使っている人の気持ちに寄り添ったメッセージを語りかけてくれる。利用方法や好みに応じて成長していき、外出先でもイヤホン使用時には適切なタイミングで話しかけてくれる。このほか防水やワンセグ、おサイフケータイなども搭載。広範囲の集音と、高度なノイズキャンセルを実現する「3マイクシステム」も利用できる。
「AQUOS CRYSTAL 2」の仕様は、以下の通り。OSはAndroid5.0、内蔵メモリ(RAM)は2GB、内蔵ストレージ(ROM)は16GB。外部ストレージはmicroSDXC(最大128GBまで)に対応する。プロセッサには1.2GHzのクアッドコアCPU(MSM8926)を採用。サイズ/重量(ともに暫定値)は約136(H)×71(W)×11(D)mm/約154g。バッテリー容量は2,030mAhで、通話時間/待受時間は測定中。
通信面では、SoftBank 4Gによる下り最大110Mbps/上り最大10Mbps、SoftBank 4G LTEによる下り最大112.5Mbps/ 上り最大37.5Mbpsのモバイル通信が利用可能。このほか高音質通話VoLTE、IEEE802.11 b/g/nに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0、NFCなどに対応。ワンセグ、IPX5/ 7等級の防水、おサイフケータイなどの基本機能にも対応する。赤外線通信には非対応。
(記事提供: AndroWire編集部)