モイは20日、同社が運営するライブ配信サービス「ツイキャス(TwitCasting)」視聴用アプリ「ツイキャス・ビュワー」iOS版のメインデザインを、約5年半ぶりに刷新した。対応OSはiOS 7.1以降。
今回のデザインリニューアルは、サービスの海外展開を見据えたもの。米サンフランシスコのデザインスタジオと共同で、世界中のユーザーに使いやすいデザイン設計を目指した。
新デザインでは「閲覧中」や「コメント」などの文字要素をアイコン化させるなど、見やすさやアクセスのしやすさを改良した。また、コラボ機能/バックグラウンド再生/Twitterフォロー機能など、利用頻度の高い機能にスムーズにアクセスできるようボタン配置などを工夫した。ほか、機能面では、最大100件までの視聴履歴を表示する「視聴履?歴」を新たに実装した。
「ツイキャス」は2015年4月に全世界の登録ユーザーが1,000万人を突破。このうち、約2割が海外ユーザーとなる。同社は従来よりサービスの海外展開・拡大を積極的に進めたいという希望があり、今回の海外向けデザインリニューアルに至ったという。
リニューアルに際し、最もこだわったのは、既存ユーザーの使用感。同社は「今サービスを使っているユーザーが、(新インタフェースで)操作を迷わないようにしたかった」とし、ページ構造自体の変更は行わず、その上で海外ユーザーに広く受け入れられるような ユニバーサルデザインを目指したとする。