スーパーなど食料品売り場で最近見かけるようになった豆苗。かいわれ大根にも似たこの豆苗は、えんどう豆の新芽です。年間を通して100円程度で購入でき、炒め物にもサラダにも使えます。さらにβ‐カロテンやビタミンなどの栄養素がギュっと詰まっているそうです。今回はこのコストパフォーマンスの良い食材を、節約を兼ねて二度楽しむ方法を紹介します。
食べたら捨てずに「育てる!」
買ってきたばかりの豆苗はこんな感じです。袋に入っていたのでなんだか窮屈そうですね。 「一度目」は、サラダと炒め物に入れて利用しました。シャキシャキした歯ごたえとほんのり甘い味が料理を引き立ててくれます。
さて、おいしく豆苗をいただいた後は、普段は捨ててしまう根っこ部分を水につけて日当たりのいい場所に置いてみます。1週間ほどで再びおいしい豆苗が生えてくるはずですが……だ……大丈夫かな……??
1週間ほど経過したら……おぉぉ! 生えてきました。まだ少し早いようなので、もう少し(2日ほど)寝かせてみることにしました(お日様に向かって伸びていくので、日当たりを考慮して向きも変えてみました)。
すると、成長速度が上がり、ぐんぐん伸びるではありませんか……さっそく収穫して、今度はおみそ汁に入れ、二度目の楽しみを味わうことができました。
このように、豆苗は捨てずに育てれば、2回もおいしくいただくことができます。栽培中は、毎日伸びてゆく豆苗がかわいくてたまらなくなるはず。節約しながらプチガーデニング気分も味わえるので、一石二鳥ですね。
なお、気温や湿度が上がる季節になると、雑菌やカビも増えやすくなります。臭いの原因にもなりますので、こまめに水を変えたり、食べる時にはよく洗ったり、二度目の豆苗を調理する際は必ず火を通すなど、衛生管理には十分ご注意ください。
執筆:Yuu
二児の母。楽しいことが大好き。座右の銘は「思い立ったが吉日」。何事もやりたいと思った時が物事を始めるべき時だと思っています。それがいくつであっても、どこであっても「やってやるぞー!」と思いながら、日々なんでも楽しみながら暮らしています。
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