KDDI、沖縄セルラーは2015夏モデルとして、約5.2インチのAndroidスマートフォン「HTC J butterfly HTV31」(HTC製)を発表した。同端末は背面に約2,020万画素のDUOカメラを、前面に約1,300万画素のインカメラを備えたモデル。発売時期は6月上旬を予定している。本稿では、写真で端末のポイントをチェックしていく。

背面に約2,020万画素のDUOカメラを、前面に約1,300万画素のインカメラを備えた「HTC J butterfly HTV31」。カラーはロッソ、シルク、インディゴの3色で展開する

「HTC J butterfly HTV31」は、約5.2インチのWQHD(2,560×1,440ドット)ディスプレイを備えたAndroidスマートフォン。背面に搭載された約2,020万画素のDUOカメラでは、奥行きを検知して光学データを取得することができる。これにより、撮影後でも自在にフォーカスのポイントが変更可能。また、4K動画記録にも対応する。

背面の様子。約2,020万画素のDUOカメラを備えている。HTC、auのロゴが確認できる

前面の様子。約1,300万画素のインカメラにより、高精細な自撮りが可能。前面には、5.1chのバーチャルサラウンド出力が可能なデュアルフロントスピーカーも装備している

前面に搭載された約1,300万画素のインカメラも4K動画記録に対応。カメラ機能も充実しており、「メイン・サブ同時撮影」「プリクラ風4連続撮影」「リアルタイム美肌効果」などを利用できる。また電話機内、クラウドなどを横断して写真を検索できるHTC ONEギャラリーを使えば、探している写真を簡単に見つけることができる。

撮影後でも、自在にフォーカスのポイントが変更できる

メイン・サブ同時撮影、プリクラ風4連続撮影、リアルタイム美肌効果など、カメラ機能も充実している

このほか「HTC Senceウィジェット」では、自宅、勤務先、外出先などをGPSで認識し、その場所に最適なアプリを自動で表示する。よく使うアプリ順にアイコンの表示も変わる仕様。例えば、駅に近いときは時刻表アプリなどが表示される。

自宅、勤務先、外出先などをGPSで認識し、その場所に最適なアプリを自動で表示するHTC Senceウィジェット

「HTC J butterfly HTV31」の仕様は、以下の通り。OSはAndroid5.0、内蔵メモリ(RAM)は3GB、内蔵ストレージ(ROM)は32GB。外部ストレージはmicroSDXC(最大200GBまで)に対応する。プロセッサはSnapdragon 810のオクタコアCPUを採用。サイズ/重量は、約151(H)×73(W)×10.1(D)mm/約162g。バッテリー容量は2,700mAhで、最大連続通話時間はVoLTEで約1,120分、最大連続待受時間はLTE/WiMAX2+で約370時間。

au +1 Collectionでは、ケースをしたままドット風の待ち受け画面表示やミニゲームなどが楽しめる「HTV31 Dot View Case」を販売する

通信面では、CA(キャリアアグリゲーション)による下り最大225Mbpsの4G LTE、および下り最大220MbpsのWiMAX 2+をサポート。このほかVoLTE、シンクコール、ボイスパーティ、IEEE802.11 a/b/g/n/acに準拠したWi-Fi、Wi-Fiテザリング、Bluetooth 4.1、NFCなどに対応。フルセグ/ワンセグ、防水/防塵、おサイフケータイなどの基本機能にも対応する。

(記事提供: AndroWire編集部)