ついに警視庁本庁舎に登場した8メートルの実物大イングラム

5月1日より全国公開中の人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』の撮影に使用された、8メートルの実物大イングラムが17日、東京・霞が関の警視庁本庁舎に登場した。

今回のデッキアップは、春の交通安全運動の一環として行われる「女性ライダーによる交通事故防止ツーリング出発式」の一環として実施。イングラムが警視庁本庁舎でデッキアップするということもあり、100名以上のファンが沿道に詰めかけて現場は一時騒然となったが、すぐに警察官が出動して現場を治めていた。

デッキアップは、40人の女性ライダーと警察関係者が見守るなかで無事に行われ、イングラムが見守る中、警察の先導車両に率いられて女性ライダーがツーリングへと出発。イベント終了後は、一般の人も撮影可能ということで、敷地入口ギリギリににじり寄るファンの姿も見られ、まるでバビロン計画反対集会のような雰囲気となっていた。

実物大イングラムのデッキアップは、2014年3月の豊洲デッキアップを皮切りに、吉祥寺や中野、東京国際映画祭、東京マラソン2015といった東京都内、そして大阪・京都・名古屋・福島など、全国各地で開催。吉祥寺でのデッキアップでは、駅前に観客が殺到してしまい中止を余儀なくされたこともあったが、多くの観客が集まる一大イベントとして認知されている。

押井守氏が総監督を務め、2014年から全12話を7章に分けて順次上映した『THE NEXT GENERATION パトレイバー』シリーズの最終章となる長編映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』は、現在公開中。