ヤマハは15日、新開発の1kWアンプを搭載したハイエンドサブウーファー「NS-SW1000」を発表した。6月中旬から発売する。税別価格は200,000円。
フラッグシップAVアンプクラスの大型アナログ電源を使ったデジタルパワーアンプを搭載。独自技術「YST(Yamaha Active Servo Technology)」方式と合わせて、リアルで躍動感に満ちた重低音再生を可能にしている。ポートノイズを大幅に抑制する独自技術「ツイステッドフレアポート」も装備。サイズ以上に迫力あるサウンドを体感できる。
スピーカーユニットは30cmのコーン型で、ウーファーユニットを新たに開発。フェライトマグネットを2枚重ねてボイスコイルの大振幅化などを達成した「ダブルフェライトマグネット」や、耐熱性に優れた4層巻ボイスコイルなどを採用している。
キャビネット部には、25mm厚の木質系素材を使ったエンクロージャを使用。不要な共振を抑え込み、底面の鉄製レッグといった音質チューニングとの相乗効果によって、音質はハイエンドクラスのシアターシステムに匹敵するとしている。
ボリュームや電源などを前面に配置したフロントオペレーション方式によって、使い勝手も向上させた。フロントパネルはヘアライン加工を施したアルミ製で、ボタンやノブにもアルミを採用するなどインテリア性も高い。再生周波数帯域は18Hzから160Hz。入力インタフェースはスピーカーターミナルとRCA。本体サイズはW443×D522×H463mm、重量は42.6kg。