整体師の大山奏です。外を歩くだけで汗ばむ季節です。湿度も高い時期なので、あまり運動をする気にならないかもしれませんが、ここで踏ん張ると「夏には自分の理想の身体ができあがっているんだ」という目標を持って頑張って続けていきましょう。

今回は、体幹を鍛えながら股関節周りをほぐすトレーニングをご紹介します。

四つんばい状態からスタートします。左脚と右脚を交互に横に開くように上げます。

最初の姿勢

体幹と呼吸を意識しながら、脚を上げて開く

息を吸って吐きながら片脚を上げていきます。腹筋・背筋の体幹を意識して、身体全体が動いていないか全身に意識を向けます。

息を吸いながら脚を戻し、反対側の脚を上げていきます。最初の姿勢になったときに自分の重心がどこにあるのか確認しておけば、重心が移動していないかどうかを確認しやすくなります。

左脚を床と平行になるように上げる

右脚を床と平行になるように上げる

脚を動かすときに上半身が動くのはNG

このトレーニングで最も重要なポイントは、動かしている脚以外の部分をいかに動かさないようにするかということです。それを維持すれば、自然と体幹を鍛える動き方になってきます。

脚は床と平行になる高さまで横に上げますが、上半身ごと動かさないように注意してください。上半身が動くようなら、動きを少しゆっくりにしてみるといいでしょう。

上半身が動いているのはNG

まずは20回からスタート

まずは左右に脚を上げるのを1回として、20回から始めてみてください。脚を床と平行に持ち上げた状態でストップするようにすると、運動強度を上げられます。

また、股関節周りが固まってしまい、脚を十分に上げられないという人は、股関節の可動域を広げるストレッチも同時に行うといいかもしれません。

股関節周りは普段から意外と使っている場所です。何かのトレーニングをしていて、自分が苦手なものを見つけたら、すぐにそれを克服するためのメニューをトレーニングに組み込むと、成長が早くなりますよ。

筆者プロフィール: 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。