ディーアンドエムホールディングスは5月15日、デノンブランドのHi-Fiコンポーネント「D-M40」シリーズを発表した。CDレシーバー「RCD-M40」とスピーカーシステム「SC-M40」を用意する。発売は6月上旬で、希望小売価格はRCD-M40が42,800円、SC-M40が17,800円(いずれも税別)。
RCD-M40
RCD-M40は、W210×D309×H115mmのコンパクトな筐体に、CDプレーヤーと30W×2の高出力アンプ、ワイドFM対応のFM/AMラジオチューナーを組み込んだCDレシーバー。入力端子としてアナログ音声×1、光デジタル音声×2、出力端子としてヘッドホン出力×1、サブウーファープリアウト×1を装備する。
フロントパネルにはUSBポートを装備しており、USBメモリー内の音楽ファイルや、iPod / iPhoneのダイレクト再生に対応。対応しているファイル形式はWMA / MP3 / AAC / FLAC / WAV。接続したiPod / iPhoneの充電も行う。
アンプの実用最大出力は30W×2(6Ω、1kHz、THD+N 10%)。電源ラインをより太く短くしたことや左右対称のチャンネルレイアウトなどによって、従来モデル「RCD-M39」に比べてノイズレベルを8dB低減。クリアなサウンドを実現している。また、アンプの特性をSC-M40に最適化するためのフィルターも搭載。フィルターはスイッチでオン・オフを切り替えられる。
スピーカー出力用とは別に、独立したヘッドホンアンプも搭載。ヘッドホンアンプでは、電圧増幅段にオペアンプ、出力バッファーはディスクリート回路を採用した。幅広いインピーダンスに対応させるために、3段階のゲイン切り替え機能も持つ。
サイズはW210×D309×H115mm、重量は4kg。消費電力は70W。
SC-M40
SC-M40は、φ2.5cmソフトドームツィーターとφ12cmペーパーコーンウーファーを採用した2Wayバスレフ型のスピーカーシステム。
再生周波数帯域は45Hz~40kHzで、インピーダンスは6Ω。出力音圧レベルは83dBで、最大許容入力は60Wだ。サイズはW145×D234×H238mm、質量は3.6kg。