ビー・エム・ダブリューは23日、デザインを一新し、動力性能、標準装備レベルも向上させた新型「1シリーズ」を全国のBMW正規ディーラーで販売開始する。
2004年に初代モデルが登場した「1シリーズ」は、プレミアム・コンパクト・セグメントで唯一の後輪駆動レイアウトを採用し、約50:50の理想的な前後重量配分により、スポーティなハンドリング性能を実現した。コンパクトサイズながら、BMWならではの「駆けぬける歓び」を凝縮したモデルとなっている。
新型「1シリーズ」では、新世代のBMWデザインを採用してスタイリングを一新。シャープな印象のフロントヘッドライトや、存在感を主張するキドニーグリルを採用している。リヤコンビネーションライトもワイドなスタンスを強調するL字型となり、フロントエプロンやリヤスカートとともにスポーティイメージを強調した。
「120i」「M135i」においては、従来モデルと比べてエンジン最高出力が6PS向上。装備面では、「118i スタンダード」を除く全モデルに歩行者検知機能付きの「衝突回避・被害軽減ブレーキ」や「LEDヘッドライト」など、新たに標準装備とした。
デザインを一新し、標準装備を充実させながら、エントリーモデルの「118i スタンダード」は300万円をきる298万円と、戦略的な価格設定としている。その他の価格は、「118i Mスポーツ」が358万円、「120i スポーツ」は397万円など(価格はすべて税込)。