IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は5月15日から、日本の情報セキュリティを牽引する22歳以下の若手人材(学生・生徒)を対象とした「セキュリティ・キャンプ全国大会2015」の参加者を募集する。
2004年から実施しているセキュリティ・キャンプは、官民が連携し、情報セキュリティ分野における人材の早期発掘と育成を目的としたもの。IPAでは、近年の情報セキュリティはソフトウェアだけでなく、ハードウェア側の動作原理に関する知識や、多様な脅威に対抗する高度な検知・解析技術に関する知識、それらの知識を横断的に活用することが求められているとしている。
今回のセキュリティ・キャンプでは、従来の単一技術分野を一貫して学ぶカリキュラム構成(クラス制)から、複数分野の技術を横断的に習得するカリキュラム構成(トラック制)へと移行。多様な分野の最新技術を複合的に習得できる環境を提供し、日本の情報セキュリティを牽引する人材育成を図る。募集要項などの詳細は、IPAのWebサイトを参照いただきたい。
セキュリティ・キャンプ全国大会2015 募集の概要
- 募集期間 : 2015年5月15日(金)~2015年6月22日(月)17時まで(必着)
- 応募資格 : 日本国内に居住する、22歳以下の学生・生徒(2016年3月31日時点の年齢)
- 募集人数 : 約50名
- 応募方法 : 共通問題3問(必須回答)、選択問題14問(5問回答)からなる応募用紙に必要事項を記載の上、メールにて送付
- 選考方法 : 応募用紙に基づき書類選考
セキュリティ・キャンプ全国大会2015 開催概要
- 開催期間 : 2015年8月11日(火)~15日(土) 4泊5日
- 開催場所 : クロス・ウェーブ幕張(千葉県千葉市)
- 主催 : セキュリティ・キャンプ実施協議会 / IPA
- 共催 : 経済産業省
- 参加費用 : 無料(自宅と会場間の交通費、宿泊費、食事代、講義代、テキスト代など、講義に必要な環境についての費用は主催者が負担)