一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は13日、日本マイクロソフトが同日公開した5月のセキュリティ更新プログラムについて、早急な適用を呼びかけた。
公開されたセキュリティ更新プログラムは、緊急がMS15-043~MS15-045の計3件、重要がMS15-046~MS15-055の計10件。このうち緊急の3件はInternet ExplorerやMicrosoftフォントドライバ、Windows Journalに影響し、リモートでコードが実行される恐れがある。また、深刻度「重要」の「MS15-051」で対処した、カーネルモードドライバにて特権昇格の恐れがある脆弱性を悪用する、限定的な標的型攻撃も確認されているという。
セキュリティ更新プログラムは、Microsoft Update、もしくはWindows Updateを利用して適用できる。