NTTドコモが本格的なポイントサービスに乗り出す。ドコモは13日、新たなポイントサービスとして「dポイント」を12月1日から提供すると発表した。実店舗での買い物やネットショッピングでも、dポイントが付与される。

同社では現在、月々の携帯電話、ドコモ光の利用料金やdマーケットの利用などでポイントが付与される「ドコモポイント」を展開しているが、実店舗でもポイントが付与されたり、ポイントが利用できたりするなど、使い道を大きく広げたサービスとして「dポイント」を12月1日より提供する。

dポイント開始にあたり、専用カードとして「dポイントカード」を新たに発行する。現行のクレジットサービス「DCMX」「DCMX mini」も、クレジット決済機能、ポイントカード機能を併せ持った「dカード」「dカード mini」を発行し、リニューアルする。

dポイントカード。dカード、dカード miniのデザインは今後発表

カードの違い

dポイントでは、毎月の携帯電話利用料のみならず、dポイント加盟店での買い物でカードの提示により、ポイントが付与される。「dカード」「dカード mini」であれば、Visa/MasterCard/iD加盟店等での支払いもポイント付与の対象となる。

ポイント付与の対象

付与されたdポイントは、携帯電話の購入やdマーケットでの支払い、グルメカタログへの交換、携帯電話の利用料金への充当だけではなく、dポイント加盟店での買い物時に1ポイント1円(税込)として利用できる。

dポイントの使い道

なお、dポイントの提供にあわせて、「ドコモプレミアクラブ」を「dポイントクラブ」へと改定する。