NTTドコモは13日、2015夏モデルの新製品としてAndroidスマートフォン「Xperia Z4 SO-03G」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)を6月中旬より発売すると発表した。前モデルである「Xperia Z3」よりも薄型化・軽量化を実現している。端末価格は未定。

「Xperia Z4 SO-03G」クリックで拡大

「Xperia Z4 SO-03G」は、ソニーモバイルコミュニケーションズのフラグシップモデルとなる5.2インチAndroidスマートフォン。受信時最大225Mbpsの高速通信「PREMIUM 4G」に対応している。

デザイン面では、Xperia Z3と同様にアルミフレームとガラス素材の組み合わせを採用。コーナー部分には新たに二重加工した樹脂を使い、傷ついても輝きと色味を失いにくい構造になっているという。

機能面では、CPUにオクタコアプロセッサのMSM8994を搭載し、連続した動きや、文字、写真、動画の見やすさや操作しやすさを向上させている。また、IPX5/8に準拠した防水、IP6Xに準拠した防塵性能を備え、入浴時でも端末を操作できる。

背面には2,070万画素、前面には510万画素のカメラを内蔵し、激しい動きの被写体などもブレを抑えた撮影できるソニーハンディカムの手ブレ補正機能を搭載している。また、合成写真を撮影できるARマスクやARエフェクトなどのカメラアプリがプリインストールされている。

オーディオ機能は、ハイレゾ音源の再生のほか、手持ちの音源をハイレゾ相当の音質で聞けるDSEE HXや、ワイヤレスで高音質の音楽再生が可能なLDACに対応。本体に搭載されたフロントステレオスピーカーにより、立体的に音楽を再生できる「S-Forceフロントサラウンド」機能にも対応している。

「Xperia Z4 SO-03G」の主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.0。CPUは、MSM8994(オクタコア、2.0GHz+1.5GHz)。内蔵メモリは3GB。ストレージは32GB。外部ストレージはmicroSDXC(128GB)。サイズ/重量は、高さ約146mm×幅約72mm×厚さ約6.9mm/約144g。ディスプレイ解像度は1,080×1,920ピクセル。バッテリー容量は2,930mAh。最大連続待受時間は、LTE接続時が約470時間、3G接続時が約480時間、GSM接続時が約400時間。IPX5/8に準拠した防水、IP6Xに準拠した防塵性能を搭載。カラーバリエーションはWhite、Black、Copper、Aqua Greenの4色。

通信面では、PREMIUM 4G、FOMAハイスピードをサポート。そのほか、VoLTE、ワンセグ/フルセグ、IEEE802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.1、おサイフケータイなどに対応している。

(記事提供: AndroWire編集部)